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「たれ・つゆ・調味料・レトルト食品なのに!」自然由来の原料からできている
「カラダに良いものを取り入れたい」「自然本来の旨味を楽しみたい」と思われる方が、昨今増々増えています。
しかしながら、鍋の素やつゆなどで、化学調味料を使っていないものは、まだまだ少ないのが現実です。一見、パッケージには、「無添加」と書かれてあっても、実は非常に曖昧なものも多いのが現実です。
今回ご紹介する冨貴食研さんの商品は全て、化学調味料、酵母エキス、たんぱく加水分解物など、人工的な旨味は使わずに、自然の食材の旨味をそのまま食卓に届けてくださる素晴らしいものです。
“有って欲しいのに無かった加工食品”といえるでしょう。お家での食事の楽しみが増えること間違いなしです。
原料探しから始まるこだわりとコスト・手間をかけた商品づくり
化学調味料を使えば、大量に安価に簡単に製造することができますが、冨貴食研さんは、自然の素材を大切に、食べ物が本来持つ力(食効)を生かすことをポリシーとしています。
おだしを自分でとったことがある方は、想像がつくと思いますが、その労力やコストには、かなりの差があることがわかります。
自社で、昆布とかつお節から和風だしをとり、純国産の野菜ブイヨンがなければ八百屋から野菜を仕入れてブイヨンを一からつくることから始まります。その他、カラメル色素が使えないので、鍋で砂糖を焦がしたりなど、自然と調和した商品づくりのため、工夫をしながら、多くの時間と労力をかけ、試行錯誤して作っているのです。
様々な商品ラインナップ
家庭で、野菜や原料にサッと加えることで、美味しいお家ご飯になる「たれ」「つゆ」「ドレッシング」「焼き肉のたれ」「ポン酢」などの調味料と、そのまま食べられるポタージュスープなどの「レトルト食品」があります。
どれも美味しいのですが、その中でも特に私がお薦めしたい商品をご紹介します。
待望の“鍋の素”や“つゆ”
ドレッシングや焼き肉のたれなど、自然由来の材料のみでできている商品も少しずつみられるようになりました。しかし、鍋の素やつゆ、浅漬けの素などは、自然由来の材料だけのものはありませんでした。化学調味料が使われるのが常です。それをクリアして作った冨貴食研さんの商品は、本当に貴重で有り難いものです。
化学調味料が多いつゆなどは、刺激的で美味しいように感じますが、主役となる鍋の野菜や具材、漬物の野菜などの旨味が分からくなるほどの濃い味をいつも残念に思っていたので、これこそ私が「あったらいいな」と思っていた感動の商品です。
つゆシリーズは、麺以外にリゾットなどにも使える優れものです。いわゆるオーソドックスなかつお昆布系のものから、塩レモン、イタリアン、ごま味噌豆乳の味もがあります。鍋の素も種類が6種類もあり、ヘルシーで野菜をたっぷりと摂ることができ、かつ、飽きずに健康的な食卓を何度でも楽しめるので、本当に重宝します。
常備しておきたい“浅漬けの素”と“ポン酢”
私のお気に入りが、浅漬けの素です。季節問わず、常備菜として美味しい野菜が食卓の副菜として食せるので、浅漬けには助けられています。時間があるときに、野菜を切って袋に入れておくだけで、ある程度の日持ちもするので、忙しい時にサッと出して野菜を補えるのです。
もう一つは、昆布、椎茸、かつお節からだしを取り、酸味だけでなく、うま味が強いぽん酢です。豆腐や野菜などにかけていただけば、主役の食材を活かしつつ、柚子の香りがアクセントになる贅沢な一品になります。
そのまま食べられるレトルト食品“有機の玄米ポタージュ”“中華の素”
ポタージュは、5種類もあります。定番のカボチャや人参、ゴボウの他、あずきやさつま芋があり、とても優しい味で、風邪や胃腸を休めたいとき、そして離乳食やお年寄りにも使えるお薦めシリーズです。
「中華の素」シリーズは、やはり一般的なこの種のレトルト調味料とは異なり、化学調味料やタンパク加水分解物、酵母エキスが使われおらず、貴重です。一から作るのが大変だったり、料理が苦手な人でも、サッと混ぜて“お家中華”が楽しめます。バラエティーに富んだラインナップが、より食卓を豊かにしてくれるでしょう。
素材を活かす“ドレッシング”や“焼き肉のたれ”
野菜とお肉の味を損なわない素晴らしい商品です。ドレッシングは旨味がしっかりと感じられるので、野菜をたくさん食べることができます。焼き肉のたれも、フルーツの酸味や醤油の香ばしい香りが活かされていて絶品です。お肉の味をより引き立たせてくれます。
多忙なとき、疲れたときに、“心もカラダも優しく癒す加工食品”
料理は生きていく上での基本のはずですが、現代人にとっては、なかなか難しいのも現実です。育児中、仕事が忙しい時、思うようにはいきません。材料をそろえるところから、調理、片付けと、料理は時間を要するものです。手作りが一番ですが、いつもそうはいかないのが、ほとんどの方が抱えるジレンマでしょう。
育児中で、ぐったりとしているとき、仕事で遅く帰ってきたとき、冨貴食研の商品は、私たちのカラダだけでなく、心の面でも「休んでいいよ」と優しく癒してくれるものだと思います。食材や手作りにこだわる真面目な方にも、ときには甘えて、優雅な気分を味わっていただけたらと思います。
※掲載情報は 2021/03/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
自然派栄養士・ソムリエ
麻乃じゅん
【保有資格】
・管理栄養士
・調理師免許
・製菓衛生士
・ソムリエ(日本ソムリエ協会認定)
・ファスティングマイスター・エキスパート
国内の航空会社に国際線客室乗務員として在職中、ソムリエ資格を取得
退職後、栄養士養成大学で学び
管理栄養士免許をはじめとする食や健康に関する資格を取得
自治体や民間企業、クリニックなどで公衆栄養、集団栄養指導、個別栄養相談などの業務に携わる
現代栄養学や西洋医学の現場で経験を積む中
カラダのみならず、「心・人生を豊かにするための食」について探求し
東洋医学や思想の世界についても学びはじめる
その中で、我々は自然の一部であること、真の食との繋がりに気付く
そして、それら現代人が忘れている大切なことを
伝えるべくフリーランスとしての活動をスタートする
また、福島県に生まれ自然の中で育った者として
2011年の原発事故以降、さらにその思いが強くなり
活動の範囲を広めている
現在も、セミナー、自然系・無添加料理教室、カウンセリング等を通じ
現代社会における“食”との向き合い方を提案しながら、
手作りや料理体験のすばらしさを数多くの場で伝えている。