記事詳細
紹介している商品
縁起のいいお守り菓子「文銭最中」
コロナ禍で世の中が少々元気がない時こそ、少しでも縁起のいいお菓子でお茶タイムはいかがでしょうか。
今回オススメの一品は、新橋・烏森口にある昭和23年創業の和菓子屋さん、文銭(ぶんせん)堂本舗の看板菓子「文銭最中」です。
「文銭最中」には大小2種類のサイズがあります。
大きいサイズにはスタンダードな「大納言」と「白隠元(いんげん)」の2種類、小さいサイズには皮むき餡に鹿の子豆を合わせた「小豆」と風味豊かな栗の実をたっぷり使った「栗」の2種類があります。
お好みでサイズや餡を選んで召し上がっていただけますが、私は小さいサイズで小豆と栗の2種類を楽しむのが好きです。
甘みはどちらかというとしっかりしている最中なので、緑茶のほかにコーヒーにもとてもよく合います。
「寛永通宝」を模した縁起が良さそうな最中
もともと最中という名前は、中秋の名月の別名の最中の月に由来しています。
形が満月のように欠けることの無い丸い形をしており、物事が一番盛んになっている状態を表すことから、慶弔を問わず広く愛されているお菓子です。
「文銭最中」はさらに江戸時代に広く庶民に親しまれていた「寛永通宝」を模しています。
この文銭は、寛永の昔、京都の方廣寺の大仏さまから通過が作られ、庶民から大仏様の化身として無病息災のお守り、また財布の種銭として大切にされていたそうです。
最中というだけでもご利益がありそうですが、文銭のデザインが施されている分さらにご利益がありそうです。
「文銭最中」は大小、2種類の詰め合わせが各種あるので、お持たせにもぴったりです。
※掲載情報は 2021/02/25 時点のものとなります。
- 1
キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。