もっちり、しっとり、深い、深い。鶴屋吉信の和菓子は品格と余裕をもたらす

もっちり、しっとり、深い、深い。鶴屋吉信の和菓子は品格と余裕をもたらす

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丁寧で繊細、深い個性は真似できない

もっちり、しっとり、深い、深い。鶴屋吉信の和菓子は品格と余裕をもたらす

深い。実に深い。

 

指に馴染むやわらかさ、しっとり感。

もっちりした食感、きめ細やかな生地が口の中でも馴染みが良い。

 

粒あんの楽しさを、生地が包み込んでひとつにまとめている。飲みこむ前に香りが口いっぱい、鼻から抜けて、後味に残る風味。

 

お菓子の種類でいえば大衆お菓子の人気者の「どら焼き」にあたるのですが、鶴屋吉信の「どら焼き」はこうなるか、という納得の品性です。

一つ一つの個性がハッキリ、飽きることがない

通年商品の「つばらつばら」は、粒あんで、食感が楽しいのですが、季節限定の桜は、餡が白えんどう豆を使った桜あんで、女子が好きなパッケージの色目も春が満開。まるで桜餅を食べているかのような風味です。

※桜のつばらつばらは、京都本店限定商品です。

もっちり、しっとり、深い、深い。鶴屋吉信の和菓子は品格と余裕をもたらす

抹茶は一転。餡は白えんどう豆を使った抹茶餡。生地にも抹茶を練り込ませて、濃い抹茶の風味と苦み、深い色。大人のつばらつばらです。

もっちり、しっとり、深い、深い。鶴屋吉信の和菓子は品格と余裕をもたらす

全ての種類に品性があり、深い。実に深い。

餡も生地もひとつひとつ違って、個性を出しているのが流石です。

 

生地がしっとりしているのは、餅粉を使っているから。

「つばらつばら」は、 万葉集の時代の言葉で、「しみじみ、心ゆくまで」という意味なのだとか。個包装なので大勢でも食べやすいのもいいのです。

老舗のあるべき姿がここに。心の余裕をもっていただきたい

もっちり、しっとり、深い、深い。鶴屋吉信の和菓子は品格と余裕をもたらす

鶴屋吉信は、1803年創業の京菓子店。お茶会の席などでは、昔から長年使われてきた老舗の和菓子。私も幼い頃から馴染んで思い出が沢山あるお店です。

御年始の挨拶やお歳暮、快気祝いや就任祝い…。安心できる「風格」は、半月どら焼きのつばらつばらにも。ゆっくり気持ちが落ち着くお菓子は、時間の余裕を感じながら味わいたい。

※掲載情報は 2020/03/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小倉朋子

(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー

小倉朋子

(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事

来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!

●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載

●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数

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