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宮崎でひとつひとつ手塩にかけて育てられる完熟パイナップル
パイナップル好きな私への究極のプレゼントが宮崎から届きました。
携帯ケースがパイナップルになってからというもの、空前のパイナップルブームもあり、私のもとへは様々なパイナップルアイテムが届くのですが、このプレゼントにはびっくり。
友人デザインの、素敵なパッケージに入った本物のパイナップルが届いたのです。この素敵な高級シャンパンが入っていそうな箱に入って届いたパイナップル、開ける前から我が家の愛犬が周りに張り付くぐらい濃密な甘い香りに包まれていました。
それもそのはず、この宮崎県産のパイナップルは、完熟した状態にとことんこだわってつくられたものだからなのです。
生産者は、もともと建設業に長く携わっていたサーフィン大好きな若手農業家。大好きなトロピカルフルーツの生産をしようと弟子入りした先で食べた鉢植えの完熟したパイナップルの美味しさに衝撃を受け、「今まで自分がスーパーなどで食べていたパイナップルは何だったのだろう！こんな美味しいもの、日本のみんなに食べてもらいたい！！」と、鉢植えハウス栽培のパイナップルの生産が始まりました。
そもそも、日本に流通しているパイナップルのほとんどは海外産。輸送時間などを考えると熟成度は必然的に低くなる。また、大量生産したパイナップルは品質にばらつきが出る。そんな理由から、私たちは完熟した美味しいパイナップルを食べる機会になかなか恵まれずに今まで生きてきたのです。
噂には聞いていたけれど、切ってみてびっくり。
芯がほとんどない。
しかも食べられる。
皮なんてほとんどないのではないかと思うほど薄い。
切るたびにじゅわじゅわと滴るパイナップルのジュースは、そのままストローを刺したら飲めそうなほど。
味は・・・・酸味と甘さのバランスがとてもよく、甘い、柔らかい、芯なんて存在しない。
どこまでもジューシーで柔らかいのです。
確かに、私も未だかつて食べたことのない柔らかさと甘さのパイナップルでした。
こんなに甘くてもカロリー低め、これでパイナップルならではのたんぱく質分解酵素、ビタミンC、B1、腸にしっかり届く不溶性食物繊維、鉄やマグネシウムなどのミネラルも一緒に食べられるのですから、今からの夏の疲れや紫外線のツケが出る季節には積極的にパイナップルを食べたいですね。
ひとつひとつ鉢に入ったハウス栽培のパイナップルは、2年半かけて熟します。その間、有機の安心な肥料をそれぞれの状態に合わせて与え、ちょうどいいタイミングを見て適量のお水を与えてと手塩にかけて育てられます。農薬も使わないので私たちが安心して食べられるパイナップルが誕生します。鉢植えだと管理が楽になり、水の使用量は減るのですが、そのぶん人手がかかります。その結果お値段は高いけれど、安定した旨味がしっかりとある完熟したパイナップルができるのです。パイナップルの出荷時期は7～8月と短いため、この記事がアップされる頃には出荷が終わってしまっているのですが、この農家さんではこのほかに鉢植えライチ（6～7月中旬）、地植えの宮崎県産の完熟バナナ（8月～10月）も栽培しています。
また、9月7日から宮崎で行われるサーフィンの世界大会の会場では、完熟パイナップルをそのまま冷凍させたアイスを初めて販売するそう！！
完熟パイナップルを味わってみたい方、お近くへ行ったら是非食べてみてください。
LAN宮崎県産 完熟パイナップル 1.3㎏前後 5000円（税込）
※掲載情報は 2019/09/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ライター/フードアナリスト/ソムリエ
齋藤実那
2010年航空会社を退職後、1分間で3000セット販売するショップチャンネルゲストに転身。
大手出版社ライター、ファッションサイト創業メンバーを経て、現在はインポートコスメを扱うエム・アール・アイにて広報を担当。
リバイタラッシュアドバンスジャパンをQVCにて紹介中。
2015年より日本に上陸をしたアッカーメラルのファインワインオークションの司会を担当。
ソムリエとしての知識をブラッシュアップ中。
広告代理店 取締役
アッカーメラル ワインオークション司会
ソムリエ・フードアナリスト
リバイタラッシュアドバンスジャパン ブランドアンバサダー（QVC出演中）
