武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

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新潟の郷土料理

以前、テレビでご飯のお供にとして紹介したら、

 

売り切れてしまった新潟の郷土料理、

 

かぐらなんばん味噌、ご存知ですか?

 

かぐらなんばんとは、

 

新潟の魚沼地方に昔からある、

 

青唐辛子の一種。

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

ピーマンの様に見えますが、

 

これが辛い唐辛子なんです。

 

これを味噌と砂糖、みりんで甘辛く煮詰めた

 

味噌が、かぐらなんばん味噌なんです。

 

作り方を紹介いたしましょう。

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

細かく切って、中綿を外し、

 

ミキサーでペーストにします。

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

この時に注意すべきは、唐辛子を切る時に、

 

手袋、メガネで武装する事。

 

かぐらなんばんが辛いので、

 

素手でや裸眼ですると、

 

手が痛痒くなったり、涙が出て目が痛くなったりします!

 

ゴム手袋や、ゴーグル着用で切ってください。

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

ペーハストになったら、

 

鍋に移し、

 

砂糖500グラム。

 

味噌1キロを混ぜて

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」
武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

火にかけます。

 

煮立ってきたら弱火にして、

 

焦がさぬ様にかき混ぜ、1時間ほど煮込み、練ります。

 

 

最初はこんな感じですが、

 

やがて、

 

底が見えるようになるまで煮詰めます。

 

後は、冷まして出来上がり。

 

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

飴色のいい味噌になりました。

 

ごまを入れると、風味がでますよ。

武装してつくる「かぐらなんばん味噌」

炊きたてご飯に乗せると、

 

甘辛しょっぱい、無限にごはんが食べられる。

 

夏のかぐらなんばんを長く楽しむために作られた、

 

保存料理です。

 

秋の新米に合わせたら、最高!の逸品です。

 

手間のかかるかぐらなんばん味噌。

 

同じ製法で

 

こちらで楽しめます。

 

ここの亡くなった社長さんが大好きな味で、

 

いつも郷土料理は風土、文化が入って素晴らしいんだよ。と教えてくれました。

 

今も、このお味噌には、

 

田村社長の思いが受け継がれています。

 

新潟の美味しいお米と、かぐらなんばん味噌。

 

相性バッチリです。

 

多くの方に味わっていただけたら幸いです。

※掲載情報は 2019/08/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大桃美代子

タレント・新潟食料農業大学客員教授

大桃美代子

地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。

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