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ほんのり薫る柿の葉が寿司に程よくなじんだやさしい味わい
私は先日、奈良県吉野山でお花見をしてきました。ちょうど桜が満開で吉野山を散策中、柿の葉寿司の名店『やっこ』で鯖の柿の葉寿司を頂きました。柿の葉寿司は江戸時代中期から吉野に伝わる夏祭りのご馳走として親しまれ、近海で獲れた鯖を海のない奈良吉野まで運ぶために塩でしめ、防腐効果のある柿の葉で包んで作られる伝統食。私も今まで駅の売店やお土産コーナーなどで柿の葉寿司を買ったことは何度かありますが、実際に吉野山で柿の葉寿司を食べたのは今回が初めてでした。
ひと口食べて柿の葉寿司がこんなに美味しいと感じたことは初めてで、その味の違いに驚き、一つずつ丁寧に作られているのがよくわかりました。この美味しさをどうしても家族に食べてもらいたいと思い、吉野から帰宅後、再度注文をし、自宅に発送して頂きました。
『やっこ』の柿の葉寿司は、一つ一つ手作業で包み、創業時から受け継ぐレシピにこだわり、大量生産せず、厳選した素材と独自の製法を守り続けているそうで、保存料なども使用していません。ほのかに柿の葉の薫りが寿司に染み込み、芳醇でまろやかな味わいで鯖や鮭も甘みを感じます。柿の葉で包んでいるので乾燥を防ぎ、すし飯も固くなりにくく、ほろりとした絶妙な固さで酢の酸味もやさしいので、大人はもちろん、子供でも食べやすいのではないかと思います。
種類は鯖、鮭とあり、どちらか1種類、もしくは鯖と鮭の両方の詰め合わせが選べます。発送の場合でも到着日が食べごろの状態になるように発送して下さいます。手作りならではの、ここでしか味わえない吉野の柿の葉寿司を自宅でも頂けるのは嬉しい!用途に合わせて個数も選べますし、木折りに入っているので差し入れや贈答用にもいいですね。またぜひ注文したいと思います。
※掲載情報は 2019/05/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本フードバランス協会代表
小針衣里加
2012年 日本フードバランス協会を設立し、代表に就任。バランスのよい食事を実践するための食べ方、選び方、調理法、 栄養学、美容、ダイエットなどについて学ぶ食の資格「フードバランスアドバイザー講座」の講師を務め、誰でもすぐに実践できる内容に定評がある。2003年より主宰している,おもてなし料理教室、有名シェフによる 料理教室「シェフズクッキング倶楽部」のプロデュースも行う。資格講座、料理教室、食・美容に関するカルチャー講座など年間70回以上の講座や教室を開催し、瞬時に満席になり、リピーターも多い。