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ここでしか買えない、「鋸南麦酒」のクラフトビール
冒頭にも書かせていただいた「鋸南町」の読み方、皆さんご存知でしたか？
正解は「きょなんまち」です。
“地獄覗き”という断崖絶壁からの眺めが楽しめる鋸山（のこぎりやま）がある、千葉県房総の町です。
海産物が美味しいこの場所に昨年クラフトビール、いわゆる地ビールが誕生しました！
実はこのビールが誕生する瞬間に偶然にも立ち会えました。昨年春、鋸南町に撮影に行った際に町を案内してくれた方に1本の電話が。
「許可が下りました！！」興奮気味に話していた方はのちにこのクラフトビール『鋸南麦酒』の工場長となる方でした。
この電話のあとクラフトビール作りが始まりようやく昨年の6月、『鋸南麦酒』が誕生しました。地域おこしのために移住者や地元の方たちで考え抜いてたどり着いたのがクラフトビールだったそうです。
まだ地元でしか買うことができないため、私もずっと飲むことができずにいましたが、先日また仕事で鋸南町に行く機会があり……。やっと飲むことができました！
今年2月に仲間に加わった味も含めると現在5種類。
「きょなんゴールデンエール」は鋸南町のコシヒカリをたっぷりと使い、苦みを抑えたもの。
柚子が入っているので後味もすっきりとしています。
「アメリカンペールエール」は柑橘系の香りが特徴のアメリカホップと鋸南町産レモンによるビール。ビールに飲みなれている方にはこちらがおすすめ！
「ホワイトエールナルシス」は鋸南町の冬の名物ナルシス（水仙）をイメージしたビール。
小麦と鋸南町の甘夏を使用したやさしい味わいに、苦みの代わりにコリアンダーと鋸南町の山椒がびしっと後味を引き締めてくれます。
「トーキョーベイポーター」は鋸南町にあるお店の自家焙煎コーヒーを使い、香ばしさが加わっています。麦の焙煎の香ばしさにチョコのようなコクとほのかな甘みがあります。黒ビールが苦手な方にもおすすめ。
「サンセットイングリッシュビター」は鋸南町の海岸で眺めながら乾杯するための夕焼け色のビールで、鋸南町産の生姜が加わりしっかりした味わいです。
クラフトビールらしく、地元産の素材を使って、しっかり鋸南町をイメージしたビールに仕上がっています。どれを飲んでもそれぞれに味わいが違いとても楽しいです。
瓶のラベルには、鋸山をイメージしたデザインが施され、なんとも言えないかわいらしさが……。
春のお出かけに行ってみたい千葉県鋸南町。今のところ鋸南町観光物産センターのほか、地元の数か所でしか買うことができないため、お土産にも最適！
まだ知らない人も多い鋸南町のクラフトビール、ぜひチェックしてみてくださいね。今後は通信販売やHPも整備していくそうですよ！
※掲載情報は 2019/04/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アナウンサー/ヨーグルトソムリエ
柳沼愛子
地方局でのアナウンサー経験から全国の美味しいものを独自取材。また自称ヨーグルトソムリエとして常に美味しいヨーグルトを探し求めている。
K-POPが大好きで、韓国グルメにハマり新大久保に頻繁に出没。これまでには局アナnet日本ベジフルアナウンサー協会の代表を務めたほか、TVCMクレハ「キチントさんシリーズ」に出演。その他レポート・撮影もこなす動画制作が人気。☆東北放送ラジオ「Good モーニング」内「ベジフル通信」出演 ☆食と農まつり（福島県白河市） ベジタブルステージ出演 ☆FOODEX 美食女子ママの愛グランプリ 審査員・出演 ☆The Manhattan FISH MARKET オープニング記者発表会 出演 ☆本「ふくしま山菜探検隊」出演など
