かぼちゃのチーズケーキ
パティスリー・フルール
数ヶ月に一度、新潟県の上越市から我が家に「かぼちゃのチーズケーキ」が届きます。いつもそろそろ食べたいなあと思う頃に、タイミングを見計らって親戚の叔母が「かぼちゃのチーズケーキ」を我が家に送ってくれるのです。
ショップは新潟県上越市にあり、「パティスリー・フルール」というショップ名です。ここのオーナーパティシエールの保阪さおりさんが作るかぼちゃのチーズケーキは、本当に美味しいのです。東京にこのケーキ屋さんの「かぼちゃのチーズケーキ」があれば、週に一度は食べているだろうなと思うくらいに、とっても美味しい。かぼちゃの甘さに深みがあり、チーズとかぼちゃのマッチングが、ここまで良いのかと思うくらいに良いのです。東京では、こんな美味しい「かぼちゃのチーズケーキ」は、絶対に作れないです。その秘密は、新潟県の上越にあります。
実は、このかぼちゃ自体が、普通のかぼちゃではないのです。新潟の上越のあたりで生産される珍しい地元のかぼちゃ「バナナかぼちゃ」を使っているのです。「バナナかぼちゃ」は、「幻のかぼちゃ」とまで言われたこともあるらしいです。「バナナかぼちゃ」は、普通のかぼちゃのように丸くなく、「バナナ」のように細長い形をしています。水分がたっぷりとみずみずしく、バナナのように甘く、栗のようにまったりと濃厚なかぼちゃなのです。
そんな「バナナかぼちゃ」で、「かぼちゃのチーズケーキ」を作っているので、普通のかぼちゃには申し訳ないですが、「かぼちゃのチーズケーキ」の域を越えています。その上、素材の良さを最大限に引き出すオーナーパティシエールの腕前がスゴイのです。本当は、「バナナかぼちゃのチーズケーキ」の存在を誰にも教えたくはなかったのですが、特別に教えてしまいました。ここまで来たらついでに言ってしまうと、ここのフワフワのシフォンケーキも最高に美味しいです。お店に連絡もすれば、お取り寄せも出来るらしいです。しかもホームページも無く、連絡先が携帯(090-4710-5404)というのも、知る人ぞ知る店という感じがします。気になる方はネットで検索して、ぜひ一度、「バナナかぼちゃのチーズケーキ」を食べてみてください。
店舗名:パティスリー・フルール 住所:新潟県上越市本町5-4-5 あすとぴあ高田1階
パティスリー・フルール
※掲載情報は 2015/02/18 時点のものとなります。
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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ブリンク・ベース
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