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観ているだけで心は春気分
春一番が吹いたと思ったら、冬のようなお天気に逆戻りするなど、三寒四温のこの時期。しかし、暖かな春はすぐそこまで来ていますね!さて、春といえば桜やお花見を連想する方も多いのではないでしょうか。今回は春気分の演出に相応しいお酒とお饅頭をご紹介します。
桜を愛でながら楽しみたい吟醸酒「越州 桜日和」
「久保田」というブランドはあまりにも有名ですが、そちらは長岡市にある朝日酒造さんが造っておられます。今回紹介する商品は、同じ朝日酒造さんの「越州」というブランドの中でも春限定の吟醸酒「越州 桜日和」です。こちらのお酒はネーミングもパッケージも「桜」なのですが、上品で優雅な香りや、柔らかで軽快な飲み口といったように、香味を切り取ってみても、可憐でいてどこか儚げな桜を思わせるものであると思います。満開の桜の下でゆっくりと味わったら、とても贅沢な気分になることでしょう。アルコール度数13度と、通常の日本酒よりも少し度数が低めなので、ふだん日本酒をあまり飲まない方にも是非お勧めしたいと思います。
口いっぱいに広がる桜の芳香と酒粕の甘み「桜酒饅頭」
こちらも春らしい一品ですね。生地には桜の葉が入っているため、口元に近づけると、ふわっと心地のよい桜の香りを感じます。また、酒粕と清酒も使われているために、上品な甘みが口に広がります。中には優しいピンク色をした白餡が入っていますよ。どこまでも春を感じる一品は、桜日和と一緒にいただくのも楽しそうです。
※掲載情報は 2019/03/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
酒サムライ/にいがた観光特使
村山和恵
秋田で生まれ幼少期までを過ごし、その後は新潟に移り現在に至る。日本酒好きが高じて、きき酒師、日本酒学講師の資格を取得。日本酒に関わるセミナーや講演会活動、イベント出演等で日本酒の楽しさや日本文化との関わりについて「分かり易さ」を心掛けて伝ている。
2009年、新潟で日本酒を楽しむ女性コミュニティ「にいがた美醸」を発足し、主宰を務める。会の活動として酒蔵見学ツアーや勉強会等を企画・実施することで、会員と日本酒の楽しみや奥深さを共有し学んでいる。これらの活動が口コミ等で広がり、2018年時点で会員数は約120人に広がりをみせている。
2013年より「にいがた観光特使」の任命を受け、日本酒を切り口とした、新潟観光の魅力を伝えている。2014年には日本酒および日本文化を伝える活動が評価され「酒サムライ」を叙任され、活動の幅をさらに広げている。