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アイスクリームに沿えて食べるのも美味しくてオススメ
「熱海のお菓子」の代表作としてご紹介したいのが、こちら、三木製菓の「ネコの舌」。
ちょっとぶつかっただけでもすぐに割れてしまうほど繊細なクッキー。口に入れた時の舌触りが子猫の舌のようだったのでこの名前をつけたとのこと。
入口では子猫がお留守番。
「うちはおかげさまで70年経つんですよ」。と配達帰りの軽トラックから降りてきた社長さんが話してくれました。
先代は銀座の不二家本店で修業をし、その後地元熱海に戻り、『三木製菓』を開業されたとのこと。
バタークッキーもお勧めです。
この「ネコの舌」の材料は砂糖、小麦、バター、卵だけ。これだけであの優しい味わいのクッキーが完成しています。すべて手作りゆえに、形の大きさの違いはご愛嬌。
サクッとした食感、口に入れた瞬間からなめらかな溶け具合、やさしい味わいで、小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで喉につかえる心配がないしっとりサクサクの美味しいクッキーです。
ネコの舌なのに、ネズミの一家がお菓子を運んでいる姿もなかなか可愛いです。
家庭用には袋入りのお徳用を、差し上げるときは個包装の箱入り。私が良く行く香港は猫好きが多くいらっしゃるので、「ネコの舌」を差し上げたら大喜び。
差し入れや手土産には個包装のこちらをお勧め。
お菓子の名前の由来を話すとすぐに開けて、「確かにザラザラしてる~」と興奮気味に試食し、大変気に入ったようで、早速香港から来日、その友人たちをお店に案内しました。
シンプルな材料なので、差し上げる相手を選びません。そのままいただくのも美味しいですが、我が家では、バニラアイスクリームの脇にちょこんと添えて食べるのが一番の人気。また、お茶菓子としてだけではなく、ウィスキーのおつまみとしても良く合います。
こちらのバッグも大人気。再利用にも使えます。
ネズミの一家がケーキを運ぶ絵の袋も好評で、袋でお菓子を差し上げる気の置けない友人からは、可愛い袋なので、再利用していると大人気。バタークッキーやレーズンの乗ったクッキーなどもすべて手作りで、味の食べ比べも一興。
ケーキもいろいろ。アイスクリームもあります。
本店にはクッキーだけでなく、アイスやケーキ等も販売されているので、「東洋のモナコ」と呼ばれる熱海の海岸でテイクアウトして召し上がるのもお勧め。ケーキのショーケースを覗くと、今流行のフルーツロールケーキなどに加え、私たちが幼少のころに食べたモンブランやチーズケーキなどの思い出に浸れるような懐かしいケーキがあったりと、選ぶのにも迷ってしまうほど、何個も食べたいほど美味しいんです。
熱海の厳選された品の証 Atami Collection。
「そこまで行っている時間がない」時は熱海駅前の売店で、新幹線の帰り道に自身の「今日のごほうび」として頂いています。
「昔から変わらない味」を継承し続け、いつまでも愛され続けられるお店でありますよう、応援し続けたい逸品です。
※掲載情報は 2019/02/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
秘書
水越かをり
上場建設会社に入社後、総務、広報を経て、会長・社長の秘書として約20年担当。
「手土産」を選ぶ際、特に気を付けている「気遣いさせすぎない手土産選び」。社内でもプライベートでも手土産をお勧めする場合は必ず自分で買って試食をしたものの中から選んでいます。「味」「見た目」「コストパフォーマンス」「差し上げる方の出身地」「その方の大切にしているもの」等色々な視点で差し上げる方を思い浮かべながら、話題の新商品から老舗の伝統の味を守る品物まで、差し上げる方に寄り添った品物選びをしています。
プライベートでは現在は英会話、着物を現在習っています。どちらも個人レッスンで先生に恵まれ、仕事とはかけ離れた集中できる時間を大切にしています。長年訪れる香港の友人たちとの交流の中で、従来嗜んでいた茶道や華道に加え着付けを習い日本の伝統について英語で語り合うこと、また、世界の習慣を学ぶことも楽しみのひとつです。来たる東京オリンピックに向かい、訪日される海外の方々へのボランティアガイドをするので、一緒に日本の伝統文化の事を触れた折に日本の手土産の習慣についても説明できる日を楽しみにしています。