記事詳細
紹介している商品
ミルクチョコレートの美味しさが際立つ「プレジール シュクレ」
パティシエになってからも衝撃や刺激を受けるお菓子はあります。今回紹介するのは、ニューオータニで働いている20代の頃に食べてとても刺激を受けた、お菓子を紹介いたします。
駆け出しの頃は、休みを使って色々とお店に行き食べてきました。その際に出会ったのが、『ピエール・エルメ・パリ』の「プレジール シュクレ」です。ミルクチョコレートが使われているのですが、今まで自分が食べてきたミルクチョコレートを使用しているお菓子とは一線を画しており、こんな美味しいお菓子に変身をするのだ、と衝撃を受けました。また、ビジュアルも美しいですが、食感の良さにも惹かれました。
ミルクチョコレートのやわらかさやまろやかさ、ヘーゼルナッツのプラリネやダコワーズのカリカリとパリっとした食感など、口の中でも違和感なく味わえます。素材の使い方や合わせ方などはもちろん、食べた際のことまだ考えられているのだと、パティシエとしてとても勉強になったのを今でも覚えています。
ブティックでしか購入ができないお菓子ですので、ぜひお店に足を運んで食べてみていただきたいですね。
手土産にはもちろん、バレンタインデーに選んでみてもきっと喜んでもらえるお菓子の一つではないでしょうか。
※掲載情報は 2019/02/11 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
パティスリー ラパージュ オーナーシェフ
松井基
1974年東京都出身。
農業高校卒業後、都内有名パティスリー、ホテル、レストランなどに勤務し渡仏。
「イル・プルーシュル・ラ・セーヌ」や「ホテルニューオータニ」、レストランなどを経て渡仏。「ラデュレ」などに勤め、帰国後にパティスリーのスーパーバイザーなどを経て、2009年に千葉県北習志野にオーナーシェフとして「パティスリー ラパージュ」をオープン。
地元の方はもとより、千葉県内からも訪れる方が多く、パリの花屋さんをイメージした店内には、生菓子約25種、焼き菓子20種に加え、ヴィエノワズリーも6種ほど並んでいます。
お店を中心に活動の幅を広げている。