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2019年が始まりました。新年に向けて、さまざまな目標を立てているかと思いますが、まずは毎日使うお箸を新調してみませんか? 古くから一年に一度、年の始まりにお箸を新しくするという風習がありました。新年からお箸が折れることはとても縁起が悪く、それを避けるためとも言われていますが、身近なものを新しくすることで、予想以上に一区切りがついたり、新たな気持ちになれたりするものですよ。
1:料理人にも愛用者が多い! 京都『市原平兵衞商店』の繊細な「みやこばし」
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料理の世界では“盛付箸”とも呼ばれる京都『市原平兵衞商店』の「みやこばし」は、古くから料理人に愛用されてきた繊細な仕事をするためのお箸。囲炉裏やかまどの煙でいぶされた稀少な煤竹を使い、繊細さと丈夫さに定評があります。自分のお箸としてはもちろん、パーティーや来客用のお箸を新調するのも良いでしょう。素材が竹なのでたまに煮沸をして、洗った後には太い部分を下にして乾かすと長持ちします。
2:箸づかいが一気に上達!? 大分『箸 えあま』の軽くて使いやすい自然塗料の竹箸
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“箸は人なり”と言われるように、お箸は成長とともに変えたり、シーンごとに使い分けたりと、今も昔も日本人にとってお箸は特別なもの。しっかり手に馴染むものを選びましょう。大分県別府市にある竹細工専門店『けはれ竹工房 箸 えあま』の箸は、すべて手作り。竹と植物油ベースの自然塗料だけで作られた箸は、軽くて使いやすいのが特徴。先が細いので食材がつまみやすく、箸づかいが苦手な方も上達したかのように感じますよ。
3:伝統工芸品で食べる贅沢! そろばんにも使われる硬くて丈夫な竹の「煤竹箸」
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島根県の亀嵩では古くから算盤製造が盛んで、以前よりは減少していますが、今でも全国の珠算塾や文具店に今も変わらず出荷されています。その算盤の軸として使われている固い煤竹(すすだけ)を使っているのが「煤竹箸」です。折れづらく見栄えのいいデザインで、一点ものという点も魅力です。熱に強く、強度もある細い先端が繊細な盛り付けにもってこいのため、菜箸として愛用する料理人の方も多いようです。
4:誕生日プレゼントにうってつけ! 素材の違いや感触も楽しめる誕生木の箸
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誕生日や誕生月にちなんで、誕生石や誕生花があることはよく知られていますが、生まれ月を表す“誕生木”があることもご存知でしょうか。そんな誕生木を使ったお箸を作るのが愛媛県松山市で木材や家具を製造する『大五木材』です。「誕生木・12の樹箸(きばし)」は塗装をあえて施さず、その木の持つ独特の匂いや木の固さの違いもダイレクトに感じられる木材への愛が溢れた一膳です。お誕生日のギフトにも選ばれています。
5:和の雰囲気を一掃! クールなサドルレザーで包まれたワイルドな五角形の箸
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とにかくかっこいいお箸に出会いたいという方にはこちらをご紹介しましょう。ハワイの固有種で州政府により保護されている木材“コアウッド”。家具や舟に使われることも多い軽くて強い木を、お箸の名店『銀座夏野』がハワイをイメージした形に仕上げました。五角形、または六角形のお箸は、軽くて持ちやすいのが特徴。使い込むほど味が出る、オリジナルのレザーケースもワイルドさを演出します。
6:どんな食卓でも品良く佇む! フランス名店が手がけるシルバーウェアとしての箸
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ハワイの次には、フランスとのヒュージョンをお届けしましょう。シンプルなデザインとスマートなフォルムで大人な雰囲気のお箸は、フランスで1830年創業のシルバーウエアの老舗『Christofle(クリストフル)』によるもの。日本とフランスの文化が融合した「UNI I箸」は、フレンチはもちろん、イタリアンなどさまざまな食卓に合う品の良さが漂います。結婚のお祝いなどにも喜んでもらえるでしょう。
7:お祝いに華を添える! “ぱっきん”と金箔がこぼれるとっておきの「御祝箸」
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最後にご紹介したいのは、日常使いではなく特別なハレの日の箸。特別の日の食事はちょっとリッチな気分で過ごしたいという方に、ぜひイチオシなのが「ぱっきん箸」。その名の通り、パッキンと箸を割ると金箔が料理の上にこぼれ出てくる、なんとも華やかでゴージャスな割り箸です。手がけているのは、金沢の金箔メーカー『箔座』。お食事会で使えば、必ずテーブルを沸かせてくれますよ。
※掲載情報は 2019/01/29 時点のものとなります。
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