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求肥やお餅でできた「餅菓子」は、お子さんからお年寄りまで幅広く愛される和菓子のひとつ。そのもちもちの食感は食べるだけで幸せな気持ちにさせてもらえますよね。
今回は、そんなもちもちの餅菓子の中でも、地元民からも愛される絶品の餅菓子をご紹介します!
餅菓子が大好きな方も、餅菓子が好きな方へのお手土産にも、ぜひ選んでいただきたい逸品を厳選しました。
ぜひ一度、味わってみてください。
1:求肥の薄餅とけしの実がおいしい!老舗「小島屋」が作る「けし餅」
創業300年を超える老舗・大阪堺市の「小島屋」が作る「けし餅」は、北海道産小豆のこしあんを求肥の薄餅で包み、小さく丸いけしの実をまぶした和菓子です。
堺は、千利休が生まれ育った街で、お茶の席に欠かせない和菓子文化が発達したのだそうです。
もうひとつ食べたいな、と思わせる可愛いサイズも魅力的。とてもやわらかくて、ひとくち食べれば、餡と薄餅とけしの粒が口のなかで合わさり、とっても美味しくいただける、お上品な逸品です。
2:なめらかな羽二重餅としっとりシュー生地の二重構造!「羽二重餅」
“絹織物”で栄えた福井県の“羽二重”を冠した「羽二重餅」は、絹のようになめらかな食感が特徴です。中でも“金花堂はや川”の「羽二重くるみ」は、甘く煮た和くるみ入りの羽二重餅がシュー生地でサンドされた二層構造。バター入りのしっとりとしたシュー生地は、やわらかい羽二重餅の美味しさも引き立ててくれます。
甘さもほどよく、食感も楽しい逸品。日本茶のみならず、紅茶やコーヒーにもよく合うお味です。
3:極限までやわらかく練り上げた極上のわらび餅
目黒区の閑静な住宅街に佇む和菓子屋「雅庵」のわらび餅は、極限までやわらかく練り上げたわらび餅。お箱にたっぷり入ったきな粉と共にいただきます。
わらび餅は黒蜜をかけるタイプもありますが、「雅庵」のわらび餅はきな粉だけでいただくタイプ。やわらかく、つるっとしたのど越しのわらび餅と、風味豊かで上品な甘さの国産きな粉のバランスが絶妙です。
素材にこだわった極上のわらび餅を、ぜひ堪能してください。
4:毎日食べたいおいしさ!「鈴懸(すずかけ)」のあまおうたっぷり苺大福
福岡県にある和菓子屋「鈴懸(すずかけ)」の和菓子は、どれも品のよいものばかり。近年では、冬の終わりから春先にかけて発売される苺大福が大人気です。
苺は、福岡県産の新鮮なあまおうを使用。あまおうと、皮むき小豆のこしあんを、とろけるような柔らかい求肥で包んでいます。
小ぶりで甘すぎず「毎日食べたい!」と思わせる美味しさ。行列が絶えないほど大人気で、ぜひ一度食べていただきたい逸品です。
5:もっちりやさしい幸せな口当たり。3種類の風味が楽しめる「笹福餅」
京都にある和菓子屋「京菓子司 笹屋守栄」の「笹福餅」は、国産餅粉を使った「求肥」に国産小豆を使用したこし餡が練り込まれています。さらに甘納豆を混ぜ込んだ求肥生地に「お抹茶」「きな粉」「はったい粉」をまぶし、3種類の風味を味わうことができます。
ベーシックな素材ではありますが、餡も甘納豆も自家製という、ひとつひとつにこだわりが感じられる逸品。やわらかくてもっちりとしたそのやさしい口当たりに、幸せを感じてください。
6:もちもちとした歯ごたえと口のなかですっと溶けていくなめらかな口当たりの麩まんじゅう「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」
お餅の中でもその品の良さと噛みごたえのある食感でツウに人気なのがお麩でできたお麩まんじゅう。1818年文政元年創業の老舗「大口屋」の「餡麩三喜羅」は、独特の丸い形をした山帰来(サンキライ)の葉の塩漬けに巻かれた麩まんじゅうです。お麩特有のもっちりしっとりとした食感と甘みを抑えたアンコは、甘いものが苦手な方にもぴったりの程よい甘味が魅力です。洋菓子にはない上品な甘さと、青々しい山帰来の葉の香りについお茶がすすみます。
7:濃厚抹茶の風味が美味しい「百年餅(ももとせもち)」
濃い抹茶色のお餅はぷにぷにで食感はとろけるよう、ぷにぷにの秘密は抹茶だけではなく黒糖を使っている点がポイントです。赤ちゃんのほっぺたのよう、と言っても大げさではありません。黒糖独特の素朴な甘さを控えめに「百年餅」という名前同様100年以上の歴史をもつ味わいは「京はやしや」の歴史を感じることができます。お友達の家に遊びに行く際や、手土産にご利用いただければと思います。
8:ぷるぷるな食感に虎豆がアクセント!志むらの九十九餅
東京・目白の和菓子屋、志むらの九十九餅(つくももち)。箱の中には、もちもちのわらび餅ときな粉が、ぎっしりと詰まっています。求肥で作られているためとっても柔らか。ぷるぷるとした食感は、いくらでも食べてしまいそうです。さらにお餅の中には虎豆が入っており、こちらがよいアクセントとなっているとのこと。老若男女によろこばれる素朴さが魅力の甘さ控えめの和菓子は、手土産としてもおすすめです。パッケージも白地に勢いのある黒い文字で書かれた九十九餅というシンプルな包装が、潔いデザインで、東京の粋を感じさせます。
9:もっちりとした食感にほどよい弾力のお餅に、ひきたての香ばしくほんのり甘いきな粉とのハーモニーの「きび餅」
湯河原町『ゑふや本店』は、大正の創業以来「きび餅」一筋の老舗。ずっと変わらない製法で守り続けて作られています。
全て無添加、厳選した素材で作っていて、「かながわの名産100選」にも選ばれています。もっちりとした食感にほどよい弾力のお餅に、ひきたての香ばしくほんのり甘いきな粉とのハーモニーがたまりません。
10:香り高い柚子をやわらかな求肥にこめたつまみ菓子「柚餅」
明治初年の発売以来、代表銘菓として永く愛され続けている和菓子「柚餅(ゆうもち)」。
柚餅は、餅粉を蒸し上げ、火にかけてよく練って作る「求肥」に柚をこめたもので、そこに口どけのよい和三盆糖がまぶしてあります。そして、口に運ぶと柚がとても上品に香り、京の和菓子らしさを感じられる逸品です。
※掲載情報は 2019/01/17 時点のものとなります。
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