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模様はもちろん、全体的にきれいで目を引かれる伝統菓子
新年を迎えました。最近ではお菓子屋さんやパン屋さんでも見かける、この時期しか食べることができないお菓子を紹介します。
フランスでは1月6日の公現節に食べられるお菓子「ガレット・デ・ロワ」。家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被って祝福を受け、幸運が1年間持続するといわれているそうです。現在では1月中なら、家族や友達などが集まる際に食べられる、新年にはかかせないお菓子の一つです。パイ生地にアーモンドクリームで作られているシンプルなお菓子ですが、パティシエによって模様が異なっていたり、焼き加減やアーモンドクリームの他にもりんごなどを使ったりなど、個性も感じられるお菓子です。
お店『アヴランシュ・ゲネー』でもアーモンドの香りが際立つ「ガレット・デ・ロワ」とじっくりとキャラメリゼしたりんごをたっぷりと入れた「ガレット・デ・ロワ キャラメルポンム」の2種類を1月下旬まで販売いたします。
今回紹介するのは、『ガレット・デ・ロワ コンテスト』でも優勝をした、伊藤 文明さんがオーナーを勤める『パティスリー メゾンドゥース』の「ガレット・デ・ロワ」です。歴代のチャンピオンの中でも、模様はもちろん、全体的にきれいで目を引かれます。サクサクとしたパイ生地の食感とアーモンドクリームの組み合わせも抜群です。
1月中は販売予定だそうですので、家族や友人など人が集まる機会に「ガレット・デ・ロワ」を持ち込んで、ワイワイと新年の運試しをしてみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2019/01/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アヴランシュ・ゲネー シェフパティシエ
上霜考ニ
1975年兵庫県出身。
1994年9月辻調グループ・フランス校卒業後、ノルマンディーのパティスリーで修行を重ねる。1995年に帰国し、「インターコンチネンタル東京ベイ」、「オテル・ド・ミクニ」等を経て、2005年には「パティスリー・ジャン・ミエ・ジャポン」のシェフパティシエに就任。2008年には「アグネスホテル東京」のパティスリー『ル・コワンヴェール』の開店と同時にシェフパティシエに就任。
2011年に公開された映画『洋菓子店コアンドル』では製菓監修をつとめた。
2015年9月にはシェフパティシエとして、「Avranches Guesnay」(アヴランシュ・ゲネー)をオープン。
現在は、お店の他にもデパートへの期間限定出店や講師なども行っている。