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巨大な板チョコの正体は?
今から10年程前だったか、イベントの来場者へお渡しする手みやげを探しているときに、たまたま見つけたチョコレートがありました。それが日本チョコレート工業協同組合のデラックスミルクチョコレート。
この特製板チョコ、30cm×90cm、重さ350gというビッグサイズ。しかもかなり分厚い! 一般的な板チョコの5、6倍サイズで、パソコンのキーボードに匹敵する大きさといえば、わかりやすいでしょうか。カカオ豆から一貫した品質管理のもとに作られており、カカオの香りが感じられる、まろやかなミルク風味。子供の頃から慣れ親しんだ、安心できる“正しきチョコレート”の味がします。
日本チョコレート工業協同組合とは?
日本チョコレート工業協同組合は、昭和24年に設立された、メリー、ヨックモック、モロゾフなど全国のメーカー32社が加盟する団体。美味しいチョコレート作りのため、共同出資で原料チョコレートを生産しています。当然、それは一般には流通してないのですが、実は毎年10月になると数量限定で、電話による通販と東京・板橋区にある組合の窓口でのみ販売をしています。但し、通販は1ケース単位(板チョコレート×30枚入り)でしか申し込みを受け付けていません。毎年販売を心待ちにしている人もおり、過去には早々に売り切れてしまうこともありました。このサイズの板チョコ30枚となると、なかなかハードルが高いかもしれませんが、そのまま贈り物にしても、この板チョコをご存じない方には「珍しい!」と喜ばれること間違いなし。また、元々材料用ということでスタンダードなお味ですから、ガトーショコラやトリュフなど、お菓子作りの材料に使ったり、溶かしてホットチョコレートにしたりとなかなか使えますよ。
※掲載情報は 2015/02/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ご当地グルメ研究家/リサーチャー/日本外食リサーチ&PR協会
椿
日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。
テレビ番組、WEB、雑誌、イベントで、地域の食や最新グルメ情報のリサーチ・取材・寄稿・レシピ提供・情報発信などを行っている。
2013年より気仙沼の海の中に純米酒を沈めて熟成させる「海中貯蔵プロジェクト」を行う。