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新春の華やいだ気分を演出するのに最適!
新潟市中央区の沼垂(ぬったり)という地域は、古くから清酒のほか、味噌や醤油を造ることも盛んであり、まさに「発酵のまち」なのです。この地域は新潟駅からも近く、気軽に酒蔵の見学や買い物もできるほか、付近の商店街もどこかノスタルジックで、街歩きも楽しいですよ。そんな地域にある『今代司酒造』さんが年に一度発売するお酒は、新春の華やいだ気分を演出してくれるのに最適なビジュアルと味わいを持っています。
シュワシュワにごり酒「福酒」スパークリング純米生酒
年末の時期になると発売されるこちらのお酒は、お酒が瓶内で発酵をしているため、炭酸が入っているみたいに、シュワシュワした飲み口が特徴です。その年によっては元気に吹き出してしまうこともあるので、開栓にちょっと注意が必要です。滓が少量入っているため、薄く濁っており、ほんのり甘さを感じますが爽やかなキレを持つ飲み口です。ラベルのダルマには目が描かれていませんが、願い事が叶ったときや何かを達成したときに、目を描き入れてお祝いに飲むのも良いですね!
とろみ贅沢な気分にしてくれる「しろい酒」純米吟醸
こちらも「福酒」同様、年末の時期に発売されるお酒ですが、ひと目みるだけで気分が上がってしまいますね。器に注ぐと真っ白なお酒の液体がとろみを持っていることが分かります。麹を感じさせるほんのりとした優しい旨味が。なめらかな感触をともなって口の中に広がります。個人的には、塗りの盃で演出するのが好きです。
※掲載情報は 2019/01/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
酒サムライ/にいがた観光特使
村山和恵
秋田で生まれ幼少期までを過ごし、その後は新潟に移り現在に至る。日本酒好きが高じて、きき酒師、日本酒学講師の資格を取得。日本酒に関わるセミナーや講演会活動、イベント出演等で日本酒の楽しさや日本文化との関わりについて「分かり易さ」を心掛けて伝ている。
2009年、新潟で日本酒を楽しむ女性コミュニティ「にいがた美醸」を発足し、主宰を務める。会の活動として酒蔵見学ツアーや勉強会等を企画・実施することで、会員と日本酒の楽しみや奥深さを共有し学んでいる。これらの活動が口コミ等で広がり、2018年時点で会員数は約120人に広がりをみせている。
2013年より「にいがた観光特使」の任命を受け、日本酒を切り口とした、新潟観光の魅力を伝えている。2014年には日本酒および日本文化を伝える活動が評価され「酒サムライ」を叙任され、活動の幅をさらに広げている。