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おでんのおいしい季節になりました。想像するだけで体を温めてくれる熱々のおでんは、冬の楽しみのひとつ。おでんの良いところは、家族や友人とわいわい食べるのはもちろん、一人でお酒を片手にしっぽりと味わうのもぴったりな点ではないでしょうか。今回は差し入れにも重宝する名店の「おでん」や具材に加えて、おでんとの相性抜群のお酒も合わせてご紹介します。一人でも、大勢でも、冬の醍醐味をお楽しみください。
1:ふわふわの“ひろうす”は京都の名店ならでは! 温めるだけの上品な京風おでん
京都のお豆腐の名店『久在屋』の「京おでん」は、大根やたまご、昆布巻きなど8種の具材を詰め合わせた京風おでん。『久在屋』自慢のひろうす(京ことばで“がんもどき”のこと)やあぶらあげ、厚揚げも入り、その旨味がお出汁にたっぷりと凝縮されています。七味唐辛子とミックス削り節も添えられているのでお好みでどうぞ。温めるだけの手軽なおでんは一人前ですが、サイドディッシュとしてなら二人分としても十分なボリュームです。
2:わざわざ行く価値ありの世田谷名物! 松陰神社前『おがわ屋』の手づくりおでん種
東急世田谷線・松陰神社前駅前にある商店街で40年以上前から続く、おでん種の「おがわ屋」。遠方からわざわざ車で買いに来る人も多い、地元が誇る名物店です。常時約30種類のおでん種が並ぶ中で、一番人気は「松蔭ジンジャー」。駅名の松陰神社と生姜のジンジャーをかけたユニークなネーミングのおでん種は、魚のすり身に紅ショウガが練りこまれています。“世田谷みやげ”として友人宅への手土産などにもおすすめです。
3:老舗ならではの佇まい! 飴色のおでん種10種を詰めた『お多幸』の「おでん缶」
東京で屈指の歴史あるおでんの名店といえば、まず名前が挙がるのが『お多幸』。カツオと昆布をベースに醤油で味つけた出汁の染みた飴色仕上がりが、東京ならではの味わいです。一番人気は、下煮から10時間煮込んだ「大根」。大根を含めたおまかせを10種入れた「おでん缶」で持ち帰りも可能。佇まいそのものが粋な、老舗の風格たっぷりなエンジ色の缶に詰めてくれます。とっておきの手土産としても選ばれています。
4:深いコクと香ばしさをプラス! 『埼玉屋』のちょっと贅沢な「がんもどき」
お出汁が重要なおでんですが、豊かな味わいが染み出る具材にもこだわってみるとより楽しいひとときを演出してくれます。東京・葛飾の職人さんによる豆腐店『埼玉屋』の「日本の大豆で作った湯葉入りがんもどき」はその名の通り、国産大豆から作られた豆腐に湯葉を加えた贅沢な「がんもどき」。菜種油と米油をブレンドした油で揚げてあり、練りこまれた干しエビがより一層の香ばしさと深みを醸し出しています。
5:おでんにベストマッチな国産ロゼ・スパークリングワイン「キャンベル・アーリー」
日本酒の熱燗でしっぽり…というイメージが強いおでんですが、おでんに合うワインをと検証してくれたのは、ソムリエの友田晶子さん。白も赤も辛口はおでんの苦味を強調するため、甘口かやや甘口のロゼ、できればスパークリングがベストと言います。『宮崎県都農ワイナリー』の「キャンベル・アーリー」なら、やさしい甘さでおだやかな酸味と爽快な泡がおでんにぴったり。新鮮で相性抜群な組み合わせをご堪能ください。
6:お出汁料理との相性抜群! 『数馬酒造』のふくよかで包み込むような「竹葉」
おでんには、日本酒。やはり昔ながらの組み合わせも楽しみたいですよね。おでんに合う日本酒はたくさんありますが、寒さ厳しい北陸で人々を温めてきた『数馬酒造』の「竹葉 能登上撰」はもうお試し済みでしょうか。もち米を使い4段仕込みで醸しているため、一般的な3段仕込みの日本酒よりも、米らしい旨味が充実し、ふくよかで包み込むような味わいに仕上がっています。出汁のきいた温かい料理との相性の良さをぜひ感じてください。
7:マカオに行くなら! ランチやおやつに通年楽しめるB級グルメ「カレーおでん」
冬休みを利用して、海外へ訪れる方も多いでしょう。もしマカオを訪れるなら、マカオを代表するB級グルメのひとつ「カレーおでん」を試してみて。マカオでは暑さ寒さに関係なく、一年を通してランチやおやつに食べられる人気のストリートフードです。フィッシュボールなど日本のおでんと似た魚を使った練り物もありますが、イチオシは牛ホルモンやハチノス、センマイなどのマカオならではの具材。やわらかくて旨味たっぷりですよ。
※掲載情報は 2019/01/08 時点のものとなります。
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