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ドイツのソーセージコンシェルジュ
ドイツの食といえばソーセージと真っ先に思い浮かぶ人も多いと思います。現代、ドイツがソーセージの本場であることは誰もが認めるところです。それは、街を歩いていても分かるように、ドイツではメツゲライ(Metzgerei)と呼ばれる肉屋やハム・ソーセージ取扱い専門店を街中で見かける事ができます。店員はソーセージに関して知識がてとも豊富なので、お客がどんな好みでどんな料理を作るのかを言うと、それに合わせた最適なソーセージを選んでくれます。
地域の数だけあるドイツの「ソーセージ」
ドイツには非常にたくさんの種類の「ソーセージ」があり、食べる時期や一日のうちのどの時間帯に食べるかによって種類が異なるほどです。味もスモークしたもの、生のまま食べるものなど様々です。 朝はハムやサラミをパンの上にのせて食べることが多いです。地域によっても特徴があり、例えばバイエルン地方では、ハーブの入った伝統的な「白ソーセージ」が有名で、ボイルして甘いマスタードをつけて食べるのが一般的です。ニュルンベルクのソーセージは他の地域のものよりも小さく、こちらは焼いて食べます。ケルンでは、豚の血を使う「ブルートヴルスト」と呼ばれる血のソーセージが有名です。 また、ソーセージに地域の名前をつける事も多く、日本でもおなじみの「フランクフルトソーセージ」は、フランクフルト(ヘッセン州)で生まれたソーセージです。その他にも、バイエルンといえば州の名前ですが、日本の食品メーカーの商品名で有名です。また、ニュルンベルクで生まれたソーセージをニュルンベルガー・ローストブラート・ヴルストと呼んでいます。 このようにドイツにはさまざまなソーセージがあり、その種類は1,700種類以上にもなります。
豚肉だけで造った白ソーセージです。ミュンヘンの名物ソーセージで、南ドイツの肉屋ではお店の評判を左右する看板商品です。 食肉加工の世界最高栄誉とされるドイツ農業協会(DLG)で金賞を受賞した、ドイ ツ製法の手作り白ソーセージ。ふわっとした食感と甘みが特徴です。ボイルした 上でナイフで皮をむき、マスタードをつけてお召し上がりください。
※掲載情報は 2015/02/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ連邦共和国大使館
駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本におけるドイツ政府を代表する機関です。ヨーロッパの中心に位置しているドイツと日本は、去る2011年、外交関係を樹立してから150周年という節目を迎えました。そして、今後も互いに両国が協力し合いながら、現在の友好関係を保ち、またより深めながら手を取り合って未来へ向かっていこうという思いをこめ、「ドイツと日本-ともに未来へ」というモットーの下、日本の皆さんにより深く、広く、ドイツを知ってもらうべく、様々な形で活動を行っています。こちらのサイトでは、ドイツの伝統や郷土・食文化についてお伝えします。