「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

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お店の外まで行列ができる、人気最中の美味しさの秘密とは

「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

12月まで、あと3日。今月で販売終了となる季節限定商品がある。ほぼ毎日“売り切れ御免”で完売するほど、ビジネスマンや歴史好きの方に人気の「切腹最中」。11月のみ限定で、栗バージョンを販売している。この商品はWEBにも掲載されていないため、店頭で見つけなければ知ることができない。それが「栗入り切腹最中」だ。「切腹最中」は大願成就を願う、縁起物の手土産として有名。そこに、出陣や勝利の祝いなど「勝つ」に通じる“勝ち栗”が入るため、さらにワンランクアップした手土産になるのだ。

 

「切腹最中」が大願成就を願う最中である由来については、を以前公開させていただいた記事(https://ippin.gnavi.co.jp/article-15496/)をご一読いただきたい。今回は、この最中が大人気の美味しさの秘密について、深くご紹介したい。

 

新正堂さんでは、沸騰したお湯の中に小豆を入れる「直火炊き」という製法を取り入れている。この方法は餡子の作り方としては、他ではあまりしていない。そのため、有名な和菓子メーカーさんが「なぜ新正堂さんの餡子が美味しいのか」と見学に来る。渡辺社長は、隠すことなくこの製法を教えてくれるため、某どら焼きの和菓子屋さんでは、この製法に変えて売り上げが1.5倍になったほど。また、小豆を茹でた後、2時間以内に砂糖を加えることもポイント。これにより、小豆の香りが餡子の中に閉じ込められ、香り高い餡子に仕上がる。

「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

美味しさは、餡子だけではない。最中の命ともいえる「皮」にもこだわりがある。食べた時に、上あごにつかないよう、水分を減らしたパリパリの皮を使用。水分量を減らすと、最中の皮は作れる量が減るため、値段が高くなる。それでも、美味しさを優先。実際に、他の皮と食べ比べをしてみた。次の写真の右が、「栗入り切腹最中」用の皮。一口食べると、パリッと音がして、香ばしい。

「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

新橋の新正堂さんに行ったところ、この人だかり。お店には、常にお客様がいて、途切れることがない。お店に入りきれず、外まで。“売り切れ御免“の秘密は、歴史的背景だけでなく、最中の美味しさがお客様に伝わっているからなのだと、改めて感じた。

「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

通常の「切腹最中」と期間限定「栗入り切腹最中」を組み合わせることもできる。私は「切腹最中」を2個、「栗入り切腹最中」を3個いただいた。どちらも、最中の中身の配合が絶妙。どちらも外せない逸品だ。是非、皆様にも両方味わっていただきたい。

「勝ち栗」で大願成就!今年は残り3日しか買えない季節限定「栗入り切腹最中」

ある会社の社長の方にお裾分けしたところ、「実は餡子は苦手なのだけれど、これは美味しくて食べられる。これ、本物の美味しさだよ。」とのこと。

 

あと3日で販売終了。今だけしか味わえない期間限定商品。
秋の名残に、是非「栗入り切腹最中」をご堪能あれ。

 

※掲載情報は 2018/11/28 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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