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植物由来の原料がうりのドイツうまれの「カッチェス」
菓子類の中でも、グミキャンディーは、見た目の華やかさから、着色料や香料が使われることが殆どです。しかしカッチェスのグミキャンディーは、それらが果物そのものの香りや味からつくられています。また、グミ独特の食感をだすには、通常はゼラチン(動物の骨など)が使われますが、この商品はゼラチンを使わず、なんと果物に含まれるペクチンでできているのです。パッケージには、緑色のハートマークで「ベジタリアン向け」である旨が記載してあります。
日本の商品よりは、一粒のサイズが大きく、味と香りもしっかりとついているので、迫力がある外国製品という感じがあります。一度にたくさん食べるというよりは、数粒ずつ楽しむのがよいでしょう。素材を重要視する方にとっては有り難いお菓子になるかもしれません。また、お子さんが喜ぶ可愛らしいバラエティーに富んだ形状も魅力的です。
食感がマシュマロのようなソフトタイプのグミ
カッチェスには様々な形や味、食感のタイプがあります。日本でよく見かけるタイプ以外に、変わったタイプの商品があります。
まず、こちらの2品は、柔らかいソフトキャンディーのような食感が入り混じった不思議なタイプ。色も透明感がなくクリーミーな色が特徴です。日本では見かけないタイプのグミですので、是非ためしてみてはいかがでしょうか。
爽やかで、酸味パウダーのキラキラが美しいグミ
酸味をしっかりと感じたい方には、こちらのタイプがお薦めです。表面にザラメのようにかかっている粉より砂糖を連想しますが、こちらは酸味のあるパウダーです。甘さをカバーする爽やかさによって、飽きがこないので、甘すぎるのが苦手な方、酸っぱいもの好きな方には、こちらのタイプがお薦めです。また、見た目の華やかさとキラキラ輝く感じが印象的です。
花粉症の季節には“リコリス”のグミ
数年前から、日本でも花粉症の季節に取り上げられるようになった「甘草」(リコリス)の根から抽出したエキスを使用したもの。漢方の世界では定番の植物です。花粉症などのアレルギーに有効とのことで注目されています。色が真っ黒で、香りや風味が独特ですが、私の周りには、このタイプが一番好きな方も少なくありません。薬草のような感じが、彼らには受けるようです。大人のテイストかもしれません。甘草の主成分はグリチルリチンというもので、砂糖の数十倍の甘味があることから、砂糖由来の糖質の割合も少なくなるのも特徴です。お砂糖を控えたい方にもよいかもしれません。
カッチェスは、輸入食品専門店さんや輸入商品を扱うスーパーさんなどで購入することができます。一度試してみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2018/11/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
自然派栄養士・ソムリエ
麻乃じゅん
【保有資格】
・管理栄養士
・調理師免許
・製菓衛生士
・ソムリエ(日本ソムリエ協会認定)
・ファスティングマイスター・エキスパート
国内の航空会社に国際線客室乗務員として在職中、ソムリエ資格を取得
退職後、栄養士養成大学で学び
管理栄養士免許をはじめとする食や健康に関する資格を取得
自治体や民間企業、クリニックなどで公衆栄養、集団栄養指導、個別栄養相談などの業務に携わる
現代栄養学や西洋医学の現場で経験を積む中
カラダのみならず、「心・人生を豊かにするための食」について探求し
東洋医学や思想の世界についても学びはじめる
その中で、我々は自然の一部であること、真の食との繋がりに気付く
そして、それら現代人が忘れている大切なことを
伝えるべくフリーランスとしての活動をスタートする
また、福島県に生まれ自然の中で育った者として
2011年の原発事故以降、さらにその思いが強くなり
活動の範囲を広めている
現在も、セミナー、自然系・無添加料理教室、カウンセリング等を通じ
現代社会における“食”との向き合い方を提案しながら、
手作りや料理体験のすばらしさを数多くの場で伝えている。