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紹介している商品
創業80年、歴史ある京都で生まれた新しい美味しさ
パティシエにとってバレンタインデーやホワイトデーの時期は、1年の中でもとても忙しくなる時期。この時期に向けて商品の開発もかなり前から行い、それに合う箱や飾りなども考えて多くの方に喜んでもらえるように準備を行っています。僕のお店ではチョコレートの商品は作ってはいませんが、流行やトレンドを知るため知り合いのお店に食べにいったり訪れたりしています。その中でも僕がオススメしたいのが、京都にある「サロン ド ロワイヤル 京都」です。
こちらのシェフパティシエの垣本晃宏さんは、元々、料理人としてスタートしているためか、味付けがお菓子屋さんの視点とは違っていて、作り上げる作品がとても独特で面白いです。2011年には「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の氷彫刻部門で個人優勝していますし、2013年には「ワールドチョコレートマスターズ2013 in Paris」にも日本代表として出場し、総合第4位になっています。そのため、ジャン・ポール・エヴァンなどのチョコレート職人も京都のお店に食べにくるほどの実力者です。
垣本さんのスペシャリテでもあるボンボンショコラは、バレンタインデー限定でフルーツやハーブをカカオの香りとマリアージュさせた多層ショコラのアソートである「ナチュール9個入り」や、コーヒー風味のガナッシュ、ローズマリーで香り付けしたガナッシュと、スペイン産マルコナアーモンドガナッシュの三層になっている「ローズマリーカフェ」でも楽しめますので、自分用のチョコレートはもちろん、プレゼントとしてもぜひ一度食べてもらいたいですね。
※掲載情報は 2015/02/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
MAISON GIVREE オーナーパティシエ
江森宏之
1974年、栃木県出身。辻製菓専門学校を卒業後、横浜にある「ベルグの4月」に入社しパティシエの世界に入る。
渡仏し「Patisserie FRESSON(パティスリー フレッソン)」で2年間の修行後、「ベルグの4月」にてシェフパティシエを5年間務め、様々な大会などにも参加して腕を磨く。
表参道のアイスクリームケーキ専門店、「Glaciel表参道店(グラッシェル)」でシェフグラシエ・シェフパティシエとして活躍した後、2015年ミラノ万博で行われる世界大会にてチームキャプテンとして、2016年イタリアジェラートワールドカップにそれぞれ出場。
2017年7月には自身初のパティスリーとなる「MAISON GIVRÉE(メゾン ジブレー)」をオープン。
お店の他に、今までの経験をいかし、企業コンサルティングなども行っております。