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市場の出店の香ばしさを家でも十分味わえる。成城 城田工房の「うずまきちゃん」
数年前、大学時代の友人に誘われてもみじ市へ行ったことがあります。
その際、京王多摩川駅の京王閣にある市場に寄りました。手芸や、木彫り、イラストなどがいっぱい売っている。そこにあったのが、「ぐるぐるウィンナー」でした。
「これは、マンガか?!」と思えるようなペロペロキャンディ状のウィンナー。形状はまた、焼き鳥のようでもあります。外で食べるウィンナーってなんでこんなにおいしいのでしょう!
なんて、話をしていたら、仲間が「それ、注文できますよ」と教えてくれました。このウィンナーは「成城 城田工房」もの。世田谷、狛江のハムとソーセージのお店です。原材料は、群馬県吾妻郡の片桐農場産の国産豚。時間をかけてゆっくり熟成しています。
さっそく注文してみようとすると、サイト内に購入できる項目はありません。お店に電話をしてみると、個人商店なので予算を言ってもらえればグラムを計り、送ってくれるとのこと。しばらくすると密封パックのクール便が届きました。「ぐるぐるウィンナー」と言っていたものは正式名称「うずまきちゃん」
食べてみると、さすがお肉屋さんのウィンナー。噛む時のぷりっとした歯ごたえとジュワっと口の中で広がるジューシーな肉汁を味わえます。噛むうちに、晴朗な秋空が口の中に広がるさわやかさ。これならお弁当にもポトフにもぴったりです。
これからの季節、ウィンナーは何かと重宝します。ここはひとつ、みんなが笑顔になるためにもぐるぐる渦をまいた「うずまきちゃん」を試してみてね。きっと、みんなが笑顔になります。
※掲載情報は 2018/11/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スピーチライター/コラムニスト
ひきたよしあき
(株)博報堂で、広告クリエーターとして働くかたわらで、「朝日小学生新聞」などにコラムを書いています。出張、撮影、講演で全国を回りながら、おいしいものを送ったり、頂いたり。誰かに何かを送ろうとする時、そこに素敵なエピソードが生まれます。高い安い、有名無名に関わらず、できればその一品にまつわる物語までお伝えしようと思っています。皆さんからの情報もお待ちしています。主な著書「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)