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日本ではここだけ! 生サラミは非加熱発酵ソーセージ
こんにちは。料理家/食アートコーディネーターの中村まりこです。
今回ご紹介させていただくのは新潟県佐渡ヶ島の「へんじんもっこ」というお店の生サラミについてご紹介させて頂きます。こちらの生サラミはとても柔らかくて見た目はまるでひき肉のよう。これが本当にサラミ?と思いながら包丁を入れてみるとふわっとしていて、明らかに私の知っているサラミとは違った切り心地です。一口食べてみれば溶けるように口中に肉の旨味が広がり幸せな気持ちになりました。今まで体験したことのないトロトロとした食感の生サラミ、とても贅沢な一品です。一般的なサラミとは異なり燻製されておらず、生肉を乳製品で発酵させて作られています。玉ねぎ風味でほのかに甘みがあり、肉本来の旨味がたっぷり凝縮されています。一度食べたらクセになる食感と深い味わい。
「へんじんもっこ」のオーナーの渡辺慎一さん、そして食肉加工のドイツ公認資格ゲゼレ(職人)を持つ渡辺省吾さんによって作られる本格生サラミは、ヨーロッパの食肉加工コンテストにて3年連続金賞を受賞しています。その他にも複数の国際的な賞を受賞しており、クオリティの高さは世界レベル。
私はこちらの生サラミにブラックペッパーやオリーブオイルをかけて頂きました。生肉の旨味を引き立ててくれて、赤ワインを楽しみながら絶品の生サラミを食せば一日を幸せな気分で終えられます。ペーストのように柔らかいため、フランスパンに塗って食べたりアレンジできるのも嬉しいです。急なご来客や、家にお客様をお招きするときや友人のパーティーなど、ちょっとした話題のネタにもなり、大切な場でも大活躍している逸品です。
※掲載情報は 2018/11/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家・食アートコーディネーター
中村まりこ
SHOKUart代表
料理家
東京出身。
ELLE grumet フードクリエイター部、料理教室 鎌倉legame cooking 主宰、フードスタイリング、レシピ開発、イベント講師、食に関する記事の執筆、を中心に活動。
食に造詣の深い父とウクライナ人の母から2つの食文化を習得。世界23ヵ国で生活した高校3年間を原点に、料理の道へ。
和食材も自由に取り入れた料理ジャンルからでなく素材からボーダレスな料理を経験上を軸に独創的な組み合わせで「empirical&unleash」を表現する「SHOKUart」設立。
外国の方にむけて「私達の日常の和食を伝えたい。」思いから、日本家庭料理の料理教室 "Authentic Japanese Cooking Class" も主宰。
外国人向けのWedマガジンサイトへのレシピ提供も手掛ける。