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稀少性の高い“白茶”に華やかに香るアプリコットの甘い誘惑
最近、英国ロンドンでも人気が高まっているという「ホワイトティー（白茶）」。ホワイトティーは稀少性も高い上、ミネラルやビタミンも豊富だといわれています。味わいも上品で、優しい喉越しが特長。初めて飲む方でも、一度飲んだら、「ブラックティー（紅茶）」よりも好きかもという方が多いかも知れません。
私がこちらの『カメリアズティーハウス ロンドン』の「ホワイトアプリコット」に出合ったのは、3年前。英国の伝統の品を集めた催事“英国展”ではじめて試飲をしました。
一口飲んで、一目惚れ。というよりも、まさに“一口惚れ”！！その豊かな香りにすっかり魅せられてしまいました。以来、わが家では欠かしたことがないほど、お気に入りのお茶となりました。
お客様がいらっしゃる時には、この「ホワイトアプリコット」をお出しすることが多いのですが、必ずと言って良いほど銘柄を聞かれます。女性の場合は特にこの甘い香りに惹かれる方が多いのかもしれません。
カップに注ぐと、わずかに色づきますが、明らかに紅茶とは違います。「ホワイトアプリコット」はホワイトティーにアプリコット、マリーゴールド、薔薇の蕾がブレンドされています。2～3gの茶葉に対し、150ccの80度前後のお湯を注ぎ、2～3分抽出するのがおすすめです。これからの季節はホットでいただくのが美味しいですが、暑い季節にはアイスティーにしてもとても美味しいです。
『カメリアズティーハウス ロンドン』は英国の数ある紅茶ブランドの中では、2007年創立ということもあり、比較的新しいブランドです。ところが、創立当初からすぐに評判となり、今では老舗デパートの「ハロッズ」にも商品が並ぶ人気ブランドとしての地位を確立しています。日本でも、2014年から販売されていて買い求めることができるようになりました。
秋も深まり、温かいお茶が美味しい季節になりました。ぜひ、皆さんもこの豊かな香りでゆったりとティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか？
※掲載情報は 2018/10/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー
御影倫代
長野県生まれ。長野放送でアナウンサーを務めたあと、フリーに転向。TBSの情報番組でのフィールドキャスターやラジオ番組などを担当する。2011年より5年間をアメリカで過ごし、2016年帰国。ティーインストラクターをはじめ、おさかなマイスター・アドバイザー、ジュニアベジタブル＆フルーツマイスター（野菜ソムリエ）、食育スペシャリストフードインストラクター、ジュニアオイスターマイスターなど、多くの食に関する資格を保有する。現在は2人の子どもの子育てに励みながらも、アメリカでの生活を活かした文化交流や食に関する情報発信など、経験を生かしつつ活動の範囲を広げている。
