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横手市はりんごの産地
秋田県はリンゴのイメージは全国的に持たれていないかもしれませんが、横手市といえばりんご!時期になると道の駅にはたくさんの品種のりんごが販売されています。
地域の宝ものを未来につなげていくプロジェクト「okanoue project」の第7作目のシードルとして、8月から発売となった「オカノウエシードル“綯交(ないまぜ)”」。
なんとこのシードル、王林、アキタゴールド、秋田紅あかり、新世界、ジョナゴールドの5品腫もブレンドされているんです。
飲み口はというと、とても辛口ですが、なんともいえない複雑なうまみがあり、だけど雑味は全くなく後味はすっきり系。シードルを飛び越えて高級スパークリングワイン、といったところでしょうか。
細かいフィルターで丁寧に野生酵母を取り除いている製造方法のため、保存料を一切使わないシードルを作ることが実現できるそうです。
りんごの魅力が伝わるシードルづくり
「okanoue project」は、以前「東京シードルコレクション」にも出展するなど、地元のりんごでこだわり抜いたシードルを作っています。
去年10月にシードルを使っているりんごの生産者、佐藤和也さんの果樹園にお邪魔しました。肌寒かったのですが、天気もよく空気も澄んでいて清々しかったです。
横手は奥羽山脈と出羽山脈に囲まれた日本一大きな盆地のため、日中の寒暖差が激しく、そのおかげで良い作物が育つそう。
豪雪地帯でもあるので、その寒さで丈夫な果実ができるんです。
丘の上に広がるりんご畑にも連れて行ってもらい、たくさんのりんごを試食させてもらいましたが、本当にどれかわからなくなってしまうくらい品種がたくさん!!
持ち帰った酸味系のりんごでリンゴタルトも製作しました。
品種の異なるシードルも
前作のアキタゴールドと王林の2品種で作ったシードル“萌黄(もえぎ)”も残りわずかですが販売中です。パッケージもとってもおしゃれ。
写真右がリンゴ生産者の佐藤和也さん、左が醸造家の佐藤和洋さん
シードルはアルコール分8%なので女性も手にとりやすいですね。横手の作り手の方々のあつい想いが詰まったシードル、ぜひ一度ご賞味ください。
※掲載情報は 2018/10/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツプランナー
maaco
大学にて栄養士を取得。学生時代にキハチイタリアンのパティシエ見習いから始まり、レストラン、カフェのパティシエ、キルフェボン等でアルバイトをしながらお菓子の技術と知識を身につける。
学生時代からスイーツを食べ歩き、レストランやカフェ、ケーキ屋巡りを日々繰り返していた。卒業後はキハチ時代の師匠のケーキ屋にて修行。その後デザート会社に勤め、店舗運営、新店舗立ち上げ、 外食向けデザートの企画、開発、品質管理等を経て現在に至る。
企業様、飲食店様のスイーツレシピ提案、 商品開発が主な仕事で、ケーキオーダー、ウェディングギフトやお菓子レッスンも主宰。全国の生産者のアドバイザーやみちのえき商品開発を手掛けており、認知の低い日本の美味しい食材を、都内にたくさん広めたいと思い活動。