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肉厚で臭みの無いイワシと伝統的製法で作られる発酵バターの出会い
今回は発酵バターを使った、サーディン(イワシ)のバター漬けをご紹介したいと思います。フランス、ブルターニュ地方に店を構える、ジャン=イヴ・ボルディエ氏が作り出す、発酵バター「ボルディエバター」は、伝統的製法で作られる、希少価値とおいしさから、フランスのみならず、世界のほとんどの星つきレストランで使われています。そのボルディエバターに、サーディンを漬け込んだのが、「SARDINES AU BEURRE BORDIER」(ボルディエ有塩バターで漬けたサーディン)です。
水揚げされてから48時間以内の新鮮なサーディンと、乳製品であるバターのマスキング効果と相まって、肉厚ながらもまったく臭みの無いサーディンが堪能できます。お勧めは、クルミパンとの組合せ。全粒粉が入ったくるみパンを薄くスライスしたら、軽くトーストし、バターをたっぷり含んだサーディンをのせ、軽くレモンを絞ったら完璧な一皿に。
バターは低温で固まりますので、缶を温めることをお忘れなく。
※掲載情報は 2015/02/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パン・料理研究家
荻山和也
パン・料理研究家
粉からのパン作りに魅せられて、パン研究家の第一人者である、竹野豊子氏に師事。
ヨーロッパを中心に、製パン学校への留学経験多数。現地で習得したパンを、家庭で簡単に作ることのできるレシピにアレンジし、自らの教室や、著書にて発表し、好評を博している。
手捏ねパン以外にも、ホームベーカリーを使ったレシピ本では、今までに無い絶妙な配合で、特に人気が高い。
ホームベーカリーBOOK(グラフ社)、ホームベーカリーで作るからだにやさしい本格ハードブレッド(講談社)他、著書多数。