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夫婦2人で運営する北海道余市にある『リタファーム&ワイナリー』
北海道に食材探しに行った際に出会ったお酒を紹介します。日本でも国産のワイナリーが作るワインが多く出回っていますが、あまり飲む機会がありませんでした。今まではフランス産のワインを飲むことが多かったのですが、今回紹介する『リタファーム&ワイナリー』さんに伺って、色々と飲むことができ好みの味を見つけることができました。
『リタファーム&ワイナリー』さんは、専用品種のワインは全て自社の畑で育ったブドウ100%だそうで、ご夫婦2人で運営されています。今の時期には全てワインが売り切れてしまっているほど人気で、ワインの他にも加工品も販売されています。
直売所で様々なワインを試飲しましたが、中でも気に入ったのが「農家のシードル 2017」、「樽デラ/デラウェア樽発酵」です。「農家のシードル 2017」は、濁りがあり、ちょっと辛さがあり、フルーティーさもある甘くないシードルです。「樽デラ/デラウェア樽発酵」は、黄金色で辛口。サッパリしているけれども、味に深さも感じるワインで、デラウェアで作っている珍しさにも惹かれました。
どちらも、フレッシュさを生かしたシードルとワインで、果物を食べているかのような味わいが楽しめます。
ご夫婦が考えるワイン作りや考え方にも感銘を受け、素敵な方が作るワインとシードルは、実際に現地に足を運んで、ご夫婦からお話を聞きながら自分好みのワインを見つけてみることをおススメいたします。
※掲載情報は 2018/10/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パティスリー・パクタージュ オーナー・パティシエール
齋藤由季
東京都出身。幼い頃よりお菓子づくりに興味を持ち、パティシエを志す。15歳から研修を始め、食物課のある高校に進学。卒業時に調理師免許を取得し、代官山のパティスリー「シェ・リュイ」、「パティスリープラネッツ」ではオープニングスタッフとして経験を積み、23歳で渡仏。フランス南部、モンペリエにある2つ星レストラン「Le Jardin des Sens(ル・ジャルダン・デ・サンス)」のパティスリー部門、「サブール・シュークル・ドゥ・ジャルダン・デ・サンス」、リヨンの老舗パティスリー・ショコラトリー「Rene MONTHERAT(ルネ・モンテラ)」などにて修行。合計4年間をフランスで過ごし、フランス伝統菓子を学ぶ。帰国後は、銀座「パティスリー・ミツワ」の開業に携わった後、自由が丘「パリ・セヴェイユ」に勤務。2011年より、東京・南品川『Patisserie Les Cinq Epices(パティスリー「レ・サンク・エピス」)』の開業より、シェフ・パティシエールを務め 、2013年3月玉川学園前に『patisserie PARTAGE(パティスリー・パクタージュ)』をオープン。