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お料理に新たな表情を与えてくれる贅沢な調味料
この頃はすっかり涼しくなり、実りの秋がやってまいりました。煮物など温かいもの、味わいに旨味やコクのあるものが食べたくなってきますが、そんなお料理にぜひお使いいただきたいのが、清酒「八海山」で幅広く知られる『八海醸造』の「本みりん」です。こちらはお料理だけでなくスイーツなど、使用できる範囲も幅広く、1本あるととても便利ですよ。
そのまま飲んでも美味しい三年熟成のまろやかさ
こちらのみりん、お料理に使うだけでは勿体無いと感じてしまうのは、“そのまま”飲んでも美味しいからなんです。酒蔵で使用する麹を含む原料米は新潟県魚沼産、さらに自社蒸留の米焼酎を用いるなど原料にもこだわりが感じられます。また、口に含むと三年熟成ということが感じられる「とろみ」と「コク」、「まろやかさ」、「上品な甘さ」が口の中に広がります。リキュールグラスに氷を入れて、食後のデザート感覚でゆっくりいただくのも良いですね。ちなみにアルコール度数は14度ありますので、ぐいっと飲むと酔ってしまいそうですね。
スイーツとも相性抜群
まろやかな甘さを持つこちらのみりんは、スイーツ作りでも活躍します。わたしの飲み仲間は生チョコに入れたり、焼き菓子に入れたり、市販のレーズンを漬け込んだりして楽しんでいますが、みりんを加えることで優しい甘さと旨味が生まれます。スイーツ作りは苦手という方には、アイスクリームにさっとかけて食べるのもお勧めです。
※掲載情報は 2018/09/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
酒サムライ/にいがた観光特使
村山和恵
秋田で生まれ幼少期までを過ごし、その後は新潟に移り現在に至る。日本酒好きが高じて、きき酒師、日本酒学講師の資格を取得。日本酒に関わるセミナーや講演会活動、イベント出演等で日本酒の楽しさや日本文化との関わりについて「分かり易さ」を心掛けて伝ている。
2009年、新潟で日本酒を楽しむ女性コミュニティ「にいがた美醸」を発足し、主宰を務める。会の活動として酒蔵見学ツアーや勉強会等を企画・実施することで、会員と日本酒の楽しみや奥深さを共有し学んでいる。これらの活動が口コミ等で広がり、2018年時点で会員数は約120人に広がりをみせている。
2013年より「にいがた観光特使」の任命を受け、日本酒を切り口とした、新潟観光の魅力を伝えている。2014年には日本酒および日本文化を伝える活動が評価され「酒サムライ」を叙任され、活動の幅をさらに広げている。