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印度料理シタール
タマリンドピュア
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自宅でもアジアンエスニック料理を楽しんでいる私ですが、和食を作る時にもちょっとしたアレンジを加えるようにしています。そんな時に便利なのが調味料です。ちょっと加えただけで、料理の味に変化が生まれるので重宝しています。ここ数年、我が家に常備しているのはタマリンド。東南アジアや南米などに広く分布するマメ科の植物です。
そら豆のような鞘になっていて、ちょっと独特な見た目です。日本ではお目にかかる機会も少なく、認知度は低いかもですが、みなさんもレストランで食べているかもしれませんよ。というのも、インド料理の代表的なカレーやタイ料理などに使われているのです。
アジア食材店では、タマリンドの果肉を固めた塊で売っているのですが、ちょっと使いにくかったりします。そんな時、手軽に使えるのが「タマリンドピュア」というタマリンドピューレです。
千葉・花見川区にある行列のできる店『印度料理シタール』の人気調味料のひとつで、インド産の完熟したタマリンドだけを濃縮したもの。レモンのような酸味と、干し柿のようなまろやかな甘みが特徴で、バルサミコ酢のような味にも似ていると思います。
ピューレ状のタマリンドはスプーンですくいやすく、料理にも加えやすいです。店舗で提供している料理にも使われているので、これがあれば自宅でもワンランク上のカレーが楽しめますよ。
「タマリンドピュア」はカレー以外の料理を作る時にも活躍してくれます。実は我が家の定番は煮物。それも根菜類との相性が抜群なのです。これからの季節におすすめなのがサツマイモの甘煮です。
一般的に、サツマイモを煮る時にはレモンを加えることがありますが、まさにその感覚といえるでしょう。タマリンドの酸味を合わせることで、サツマイモ本来の甘みが引き立ち、いっそうおいしくいただけますよ。
新タイプの調味料として、料理の幅を広げて楽しみましょう。
※掲載情報は 2018/09/22 時点のものとなります。
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。