日本三大まんじゅうの一つ、170年愛される納得の味、大手まんぢゅう

日本三大まんじゅうの一つ、170年愛される納得の味、大手まんぢゅう

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シンプルなだから、原材料にこだわって

日本三大まんじゅうの一つなのです!正直言うと、岡山土産は、桃ときび団子かな、と思っていたのですが、大手まんぢゅうは「納得!」のお味でした。

日本三大まんじゅうの一つ、170年愛される納得の味、大手まんぢゅう

手饅頭伊部屋さんは、天保8年(1837年)に京橋町で創業なので、170年以上の老舗、凄いですね。名物大手まんぢゅうは、砂糖、小豆、小麦粉、還元水飴、米、もち米というシンプルな原材料。これも凄く老舗の重みを感じます!「まんじゅう」ではなく「まんぢゅう」なのも、長い歴史を感じます。

日本三大まんじゅうの一つ、170年愛される納得の味、大手まんぢゅう

材料にもこだわっていて、小豆は北海道産の口当たりの良い小豆を使用。砂糖は結晶が大きて光沢がある高級砂糖を特別に注文されているのだとか。
作る手順は、まずはこだわりのコメから。米どころでもある備前岡山の備前米で、糀を作って、もち米を加えながらじっくり日数をかけて、成熟した甘酒を仕上げているのだそう。食べると、ふわ~っとほのかに甘酒の風味を感じます。

 

あんこにピタッとはりつくような、薄皮が特徴。でも、こんなに薄いのに、モチモチした食感で存在感があります。中にはこしあんがたっぷり。麹のふんわりとした香りもあって、シンプルながら、深いなあと思わせてくれるんです。

おいしいものは、アレンジしてもやっぱりおいしい

日本三大まんじゅうの一つ、170年愛される納得の味、大手まんぢゅう

シンプルなものって、いろいろ変化をつけやすいように思います。ホームページにもアレンジした食べ方が紹介されていますよ。夏は、冷凍させたまんじゅうをかき氷機器で氷と一緒に搔いてミルクを注ぐのが、とってもおいしいです。冬はお汁粉の餡子にしても美味。そのほか、バタ―焼きにして焼きまんじゅうにしたり、私はパンで挟んで焼いてみました!薄皮のモチモチした感じもあって、糀の甘さも加わり、いい感じです!何をしても外れ無し!おいしくいただけます。「日本人だなあ」と感じる王道のお饅頭です。

※掲載情報は 2018/09/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小倉朋子

(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー

小倉朋子

(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事

来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!

●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載

●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数

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