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4種類のカラフルなパティスリー(生ケーキ)に仕立てられた、オリジナル月餅です
皆さま、こんにちは。
料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予です。
今年は猛暑で夏が長くて9月に入ったもののまだまだ暑そうですが、気分はそろそろ秋にシフトですよね!
さて9月と言えば、中秋の名月(十五夜)です。今年(2018年)は9月24日になります。日本では月見団子を供え、米の豊作、家族の健康と幸せを祈願します。
中国圏では「中秋節」。お供え物をして月を見ながら家族団欒を楽しみます。お供え物の代表的なものと言えば月餅です。家族の皆で食べるのも習わしです。
この時期に中国本土だけではなく、香港、台湾、シンガポール、ベトナムなどに行くと、至る所で月餅の山積みを目撃します。しかし中秋節が終わると、パッタリ街から消えます。日本では1年中販売しているので、ちょっとびっくりします。
伝統的な月餅は焼いた饅頭の中に餡子が詰まっています。ナッツ、ハスの実、家鴨の卵の黄身入りなどもあり、種類も豊富です。最近は冰皮(スノースキン)月餅と言う、大福のような皮の生月餅もあります。香港やシンガポールでは有名ホテルや、はたまたスターバックスやコンビニなどでもカラフルで可愛い月餅が販売されているようです。この冰皮月餅が私は好きなのですが、日本ではまだあまり手に入らないので、仕方なく自分で作ったりしています。
他にもこの時期になると、様々な月餅が出回ります。この度ご紹介する物もそのひとつで、「パティスリー界のピカソ」と言われるピエール・エルメのアーディスティックな月餅(ムーンケーキ)です。ピエール・エルメが創作するとこうなるのかと驚きます!所謂伝統的な月餅とも冰皮月餅とも全く別物で、色々なフレーバーが巧みにミックスし、カラフルなビスキュイ(スポンジ生地)がベースになっているパティスリー(生ケーキ)です。独創的な美しさと様々な要素が散りばめられた繊細なお味は、誰が見ても食べても嬉しく幸せになります。そういう意味では、家族の団結と絆の象徴が月餅なのだ!と言う本来の目的は果たせているのかな~と感じます(笑)。
基本的にはこの時期だけの限定販売です。4種が1つずつ入った4個の詰め合わせと、同種類が2つずつ入った8個の詰め合わせがあります。月をイメージしたボックスも素敵!賞味期限は冷蔵保存で約14日間です。数量限定の為なくなり次第早期終了、この点が要注意ですね!
※掲載情報は 2018/09/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/チーズプロフェショナル
小野孝予
大手航空会社キャビンアテンダントとして12年程勤務し、その後は食の世界に転身。現在は家庭料理、チーズ&ワインの教室を主宰すると共に、NPO法人チーズプロフェッショナル協会幹事を務める。外部セミナー講師、コラム執筆、レシピ考案、商品開発&プロモーション、メディア出演。昨今はSDGsの食品ロス削減、エシカル消費、アップサイクルにも繋がるちょっと新しいチーズの楽しみ方「チーズアシェット(R)」を推進中。
著書「チーズ☆マジック おいしい、みんな大好き!ごちそう家ごはん」 (清流出版)
料理教室クオリア主宰 チーズ料理研究家 シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会) ソムリエ きき酒師