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イギリス人にとって料理に欠かせないもののひとつに「コールマン・マスタード」があります。日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、このマスタードはイギリスの各家庭にあり、王室御用達にもなっています。
昔、コールマン・マスタードのCMであるイギリスの上流階級の家族がフランスに旅行に行った際、使用人がコールマン・マスタードを持ってくるのを忘れて海を泳いでとりにいくCMがありましたがとても印象的で面白かったのを覚えています。
オリジナルは粉状で、水に溶かしてペーストにしますが、今はペースト状のものが主流のようです。意外かもしれませんが、イギリス人は辛いものが大好き!このマスタードもとても辛いので料理の味を引き締めるには最適ですよ。
ハムやローストビーフに粉を振りかけて使ってもいいですし、僕のおすすめは「ウェルシュ・ラビット」というチーズトーストの上にふりかけるのがおすすめです!
※掲載情報は 2018/09/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「SWAN&LION」オーナー
イアンギビンス
イギリス西部の街ブリストル生まれ。10代の頃、母親の影響から料理に関心を持つ。ロンドンで弁護士として働いたのちオーストラリアへ移住。オーストラリアで自家製の果実や野菜の保存術に目覚め、イングリッシュ・チャツネやピクルスやジャム作りを始める。仕事で来日した日本で、日本料理の奥深さや食材のクオリティーの高さを実感し、2015年に日本の食材を使って英国伝統のミートパイをはじめ日本ではなかなか味わえないスイーツを中心に販売し、ケータリングも行う「SWAN&LION」を市ヶ谷にオープン。イギリスの伝統を継承しながらも、日本のテイストを取り入れていくスタイルが評判となり、多数のメディアでも取り上げられる。