夏の疲れには“造り酒屋”の麹甘酒をチャージしましょう!

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麹由来の優しい甘さで2種類の味わいを楽しめます

甘酒は夏の季語ということもあり昔は夏の滋養のために飲まれていたとか。栄養価が高いことから飲む点滴といわれることもありますよね。さて、今年の夏は長く続く酷暑で皆さんもお疲れ気味ではありませんか?そんな時にも、ぜひ甘酒で元気を出しましょう。今回は、新潟県新潟市にある『宝山酒造』で造られている麹甘酒をご紹介します。通常の甘酒と、新潟県産苺「越後姫」を使った2種類は、いずれも砂糖や甘味料を使わないすっきりとした甘味で、どちらもお勧めですが、特に「越後姫」については生の苺がそのまま入っているような風味とプチプチした食感がとても楽しいですよ。

味わいのために手作業にこだわる

夏の疲れには“造り酒屋”の麹甘酒をチャージしましょう!

こちらの甘酒がすごいのは、手作業で造られているということです。当然大量生産はできないものですし、作業だって楽ではないはずです。しかし、目指す味わいを実現するために究極にこだわったカタチが手作業ということなのでしょう。麹のつぶつぶも、とてもさらっとしており、また次の一口が欲しくなりますよ。

飲み方を工夫するのも楽しい

夏の疲れには“造り酒屋”の麹甘酒をチャージしましょう!

こちらの甘酒、飲み方を工夫しても楽しいのです。たとえば、ちょっと贅沢ですが、スムージーに入れてみたり、豆乳と割っても美味しいです。わたしの一番のお気に入りは冷凍庫で凍らせてシャーベット状にして食べることです。また、寒い季節には温めて、すりおろした生姜を入れてみるのも良いですよ。皆さんなりの楽しみ方を発見してみるのはいかがでしょうか?

蔵の風情も抜群

夏の疲れには“造り酒屋”の麹甘酒をチャージしましょう!

宝山酒造さんは新潟市西蒲区にありますが、見学することも可能なのです。近くには弥彦神社や岩室温泉といった人気スポットもあり、6月下旬~7月上旬頃には蛍が観られる場所もあるなど、足を運んでみるのも楽しいですよ。

※掲載情報は 2018/09/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

村山和恵

酒サムライ/にいがた観光特使

村山和恵

秋田で生まれ幼少期までを過ごし、その後は新潟に移り現在に至る。日本酒好きが高じて、きき酒師、日本酒学講師の資格を取得。日本酒に関わるセミナーや講演会活動、イベント出演等で日本酒の楽しさや日本文化との関わりについて「分かり易さ」を心掛けて伝ている。
2009年、新潟で日本酒を楽しむ女性コミュニティ「にいがた美醸」を発足し、主宰を務める。会の活動として酒蔵見学ツアーや勉強会等を企画・実施することで、会員と日本酒の楽しみや奥深さを共有し学んでいる。これらの活動が口コミ等で広がり、2018年時点で会員数は約120人に広がりをみせている。
2013年より「にいがた観光特使」の任命を受け、日本酒を切り口とした、新潟観光の魅力を伝えている。2014年には日本酒および日本文化を伝える活動が評価され「酒サムライ」を叙任され、活動の幅をさらに広げている。

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