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美しいブラウンとココアのような甘い香り
1996年、銀河高原ビールは日本屈指の豪雪地帯である岩手県の沢内に誕生しました。その年は岩手を代表する詩人であり作家の宮沢賢治生誕100周年であり、奥深い山に連なる高原から湧き出る名水に命をもらうビールが、夜空の星々のように煌めく個性を持つようにと「銀河高原ビール」と命名しました。醸造所設立直前にはヨーロッパやアメリカなどビールの本場を視察。特にドイツでは約80種類のビールを飲みその素晴らしさと個性に感銘し、ドイツの正統派の技法によるビール造りをスタートしました。今や銀河高原ビールといえば「ヴァイツェン」のビール、とすぐに浮かぶほど全国で知られています。そのラインナップに今秋新登場するのが『デュンケルヴァイツェン』です。デュンケルとはドイツ語で「色の濃い」という意味。深い色を持つヴァイツェンビールです。
缶には星空をかけぬけるトナカイのイラスト。そんなイメージに合うように今回は聖杯型のグラスにビールを注ぎます。柔らかいブラウン色のビールが満たされて、グラスからはココアのような甘い香りが立ち、辺りにゆっくりと漂い始めます。
やわらかく優しい甘さが広がります
無濾過で仕上げたビールは、やや濁りのある色合い。早速口に含むと、ローストした麦芽の柔らかい香ばしさとふわりとした甘さが口いっぱいに広がり、まさにココアを飲んだ時のような優しい安らぎに満たされます。ビールの魅力は苦味も大きな魅力の一つですが、このビールは苦味をほとんど感じることなく、香ばしいまろみがいつまでも続いていきます。
厳しい暑さが続いた夏もいつの間にか街角のウィンドウやスーパーの店頭は秋色に染まり始めています。このビールの安らぎの味わいは、自分を取り戻す素敵なひと呼吸。気づくともう年末?!というような忙しい日々を送るあなたにこそ、このビールをお勧めします。
発売日は2018年8月30日(木)で数量限定。癒されたい方は、ぜひお早めに。
※掲載情報は 2018/08/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。