ポテトチップなのにポテトチップの棚に並ばない日本の素材菓子

ポテトチップなのにポテトチップの棚に並ばない日本の素材菓子

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いつも王道の素材だけの味で親しまれています

昔からある芋菓子の「芋このみ」。生ポテトを切って揚げるポテトチップと素材も製法も一緒なのにスーパーやコンビニでは同じ棚には並ぶことのないお菓子。どちらかというと昔懐かしいお菓子コーナーや地方名産品のイベントが行われていればそちらで見かける方が圧倒的に多いかもしれません。

 

今の物があふれていると言われる時代はお菓子にとっては本当に厳しいです。ただ美味しければ売れ続けるわけではなく、話題性やプロモーションも大切です。そのためポテトチップと言われるお菓子の種類だけでもその味のバリエーションは数百にもなります。季節的な商品もありますがその多くは、話題になることもなくいつの間にか消えていってしまう商品も少なくありません。

 

この「芋このみ」は日本のポテトチップスとでもいいましょうか、お菓子業界では油菓子と言われるカテゴリーに振り分けられています。こういった素材菓子は多くの話題性のある商品の中で、主役に踊りでなくても常に一定の需要が有る商品です。こういったお菓子は昔から食べられていた方が長く食べ続けてくれるということもありますが、実は新しく若い方がファンとしてその新しい需要を作ってくれるということもあるんです。

 

株式会社 菓楽
愛知県小牧市元町4-11

※掲載情報は 2018/08/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

二木英一

二木の菓子 専務取締役 商品開発部長

二木英一

「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得

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