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素朴な味を丁寧に作っているから、毎日食べても飽きない
今年2月にオープンした御徒町にあるカフェ＆バー「RUTTEN_（ルッテン）」に、先日久しぶりに顔を出してみました。入ってすぐのカウンターのところに焼き菓子がたくさん並べてありました。
その数日前にも、社内でもルッテンの焼き菓子が美味しいと評判だったのを聞いていました。
ドリンクの開発を大得意とする新貝店長が、焼き菓子なんて焼けるはずもないので、この焼き菓子はどこから来たのか尋ねてみました。新貝店長が言うには、南浦和にあるお菓子屋さん『プティ・クレール』から、分けてもらっているそうです。
プティ・クレールは、オープンしてまだ1年ちょっとの新しいお店で、ちょうどルッテンで販売する焼き菓子を探していて、食べてみると素朴だけど丁寧で美味しかったので、仕入れさせてもらえないかと相談してみたそうです。台東区を中心に下町を盛り上げるルッテンのコンセプトでありながら、新貝店長は、南浦和まで美味しい焼き菓子を探しに行っていたのでした。
焼き菓子の種類はその時によって違いますが、だいたい4、5種類あります。どれも美味しそうでしたが、試しに3つだけ「トマト&ガーリック」、「塩ヘーゼルナッツ」、「オートミール」のクッキーを買って帰りました。
トマト&ガーリックは、クッキーにしては甘さがないので、コーヒーよりもお酒に合うと思います。トマトの甘みが口に広がったところに、ガーリックがアクセントとなり、食感もしっとりしています。ルッテンは、コーヒー屋なのにコーヒーに合わなくてどうなのという意見もありますが、夜のバーメニューでは新貝店長の開発する特製サワーとの相性はバッチリです。これは、お酒に合うクッキーです。
塩ヘーゼルナッツは、ほんのり甘く大人の味です。これは、コーヒーにもお酒にもとても合います。ヘーゼルナッツの独特の風味が特徴的で、素朴ですが程よく塩が効いており後に引く味わいです。ひと口サイズになっているのも食べやすいです。
オートミールのクッキーは、素材のオートミール自体が美味しく、さっぱりとした味です。
忙しい時の朝は、このオートミールのクッキーとコーヒーで朝食にするのも良いと思います。クッキーをミルクに浸しても食べても美味しいです。これはお酒にというよりは、コーヒーの方が合います。
南浦和まで行かなくても、「プティ・クレール」の焼き菓子を御徒町のルッテンで購入することが出来ます。御徒町にいらっしゃることがあれば、ぜひお立ち寄りくさい。
※掲載情報は 2018/08/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc（ブリンク）」、2008年には表参道に「blinc vase（ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの１つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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ブリンク
〒107-0062東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
Tel 03-5775-7525
ブリンク・ベース
〒107-0061東京都港区北青山3-5-16 1F
Tel 03-3401-2835
