名物「ねずみ辛味大根」の葉が入った、長野県坂城町の“レアもの”クッキー

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工業の町「坂城」は、ねずみ辛味大根で地域おこしも

名物「ねずみ辛味大根」の葉が入った、長野県坂城町の“レアもの”クッキー

長野県埴科郡坂城町(ながのけんはにしなぐんさかきまち)。あまり馴染みのない町かもしれませんが、上田市と千曲市に隣接し、合併せずに頑なに“町”を守り続けています。
長野新幹線だと上田駅と長野駅の間でトンネルで通過してしまいますが、高速の上信越自動車道だと坂城ICや千曲川さかきPAがあり、便利な地。しなの鉄道のテクノさかき駅、坂城駅もあります。有名人では日本のセブンイレブンを創業した鈴木敏文氏(株式会社セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問)など。小学校は3校、中学校と高校も1校ずつあり、人口も約1万5000人で、ほぼ安定しています。なぜかというと工業の町だからなんですね。東証一部上場の日精樹脂工業や竹内製作所、医薬品の寿製薬など多数あり、雇用も充実。また、バラの町としても知られています。
そんな坂城町ですが、今、「ねずみ辛味大根」が地域おこしに重要な役割となってきています。小ぶりの辛い大根で、おろし汁を絞って、それにうどんをつけて味わう「おしぼりうどん」が名物だったりも。

大根の葉をクッキーにインする斬新な発想も凄い

名物「ねずみ辛味大根」の葉が入った、長野県坂城町の“レアもの”クッキー

その大根の葉に注目したクッキーが登場しました! 『紅谷和洋菓子舗』の「ねずこんのおやつ」。『紅谷和洋菓子舗』はもちろん坂城の企業で、昭和43年の創業以来、和菓子・洋菓子の枠にとらわれず、保存料を一切使用せずに坂城らしさを取り入れたオリジナルの味わいを追求しています。代表銘菓はクッキー生地でクルミ入りのキャラメルを包んだお菓子「くるみ倶楽部」ですが、今回の「ねずこんのおやつ」が特にオススメ。原材料は小麦粉、砂糖、卵、アーモンドプードル、バター、アーモンド、大根葉。優しい甘さもふわっとただよう芳醇なバタークッキーなのですが、味わっていくうちに時々顔をのぞかせる、大根の葉の風味がおもしろいです。しかも、表面には坂城町のキャラクター「ねずこん」が。味はもちろん、世の中的にも非常にレアなクッキー。定番モノもいいですが、こういうレアな一品も手土産などで喜ばれそうです。

※掲載情報は 2018/07/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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