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楠わいなりー
シャルドネ樽熟成
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世界のワインプロフェッショナルの女性が選ぶ「第12回フェミナリーズ世界ワインコンクール」が、2018年4月5日(木)に、フランスのパルク・フローラルで、華やかに開催された。
日本ワインは、12社34アイテムが出品したうち、8社9アイテムが見事入賞。今回は、2本金賞を受賞した長野県の『楠わいなりー』の「日滝原 2017」と「シャルドネ 2016」をご紹介したい。
ブドウ栽培に適した扇状地、長野県須坂市にある『楠わいなりー』。
オーナーであり醸造家の楠茂幸さんは、20年間のサラリーマン生活の後、脱サラ。オーストラリアでワイン醸造を学び、故郷の須坂に戻り2004年からブドウを栽培をはじめ、2006年に委託醸造、2011年からワイナリーを構え自社醸造をスタートさせた、珍しい経歴の持ち主。
「高品質で優しく上品なワイン」を目指し、農薬や化学肥料の使用もできるだけ抑えて、信州の風土にあったブドウづくりに尽力している。
「第11回フェミナリーズ世界ワインコンクール」でも、「吉祥 ブラン・ド・ブラン 白スパークリング」で銀賞入賞を果たすなど、高品質なワイン造りには定評がある。
扇状地にあり水はけのよい日滝原で採れたブドウでつくる「日滝原 2017」。日本食に合うワインを目指し、ブドウの品種は、セミヨンとソーヴィニョンブランをブレンドしている。
爽やかさもありながらも落ち着いた穏やかな香りをベースに、しっかりとしたボディが特徴の白ワイン。セミヨンのふくよかさ、後味も引き締めるソーヴィニョンブランの爽やかさは、新鮮なお刺身などの魚介類、繊細な出汁のきいた煮つけなどにぴったりだ。
2009年のものは、長野県原産地呼称管理制度の官能審査会において、審査員奨励賞に選ばれた。「シャルドネ 2016」は、『楠わいなりー』を代表するシャルドネ100%、樽熟成された濃厚で複雑な白ワイン。
トロピカルフルーツやバニラなど豊かな香り、フルボディで飲みごたえあり、バターやクリームを使った濃い味付けの料理にも合いそう。
どちらも飲むとほっとするような、優しい気持ちになれる上質ワイン。ぜひ一度、和食とともに味わってみては。
※掲載情報は 2018/07/04 時点のものとなります。
トータル飲料コンサルタント/ソムリエ
友田晶子
米どころ酒どころ福井県に生まれ。ソムリエとして酒類業界に携わり、ワイン・日本酒・焼酎・ビール・カクテルと幅広く取り扱う。業界25年のキャリアと女性らしい感性を活かし、一般向け・プロセミナー、飲食関連イベントの企画・開催、PR事業アドバイス、輸入業者や酒販店・料飲店・ホテル旅館などプロ向けコンサルティング、観光PR支援等を行っている。各種専門家がガイドを務める人気のインターネット検索サイトAll Abouの日本酒・焼酎・ワインガイド。「わかりやすい説明」には定評がある。公式HP内で連載中の「おいしいラク学講座」では、日本酒や焼酎、ワインやビールやスイーツ、チーズにまつわる役立つコラムとおつまみレシピなどを常時更新中。田崎真也氏オーナー、ワインバー「アルファ」(銀座)代表。「シュヴァリエ・ド・タスト・フロマージュ」(フランスチーズ鑑定騎士団)。 日本料飲ビジネス研究会会長/東京芸術学舎 非常勤講師/ふくい食のアンバサダー・福井ブランド大使/球磨焼酎大使/著書「世界に誇る国酒~日本酒~」が、グルマン世界料理本大賞グランプリ受賞!/日本ロシアフォーラム2014「食と農」パネリスト