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ひとつ160円のたいやきで、人はここまで幸せになれる!
季節は、梅雨。激しく降ったり、寒くなったり、
毎日天候不順が続きます。
おかげで、体調を崩しました。
疲労が溜まって、喉を痛めてしましました。
こんなときは、甘いものを。
めざすは、吉祥寺のたいやき屋『そら』です。
吉祥寺駅 北口下車。
パルコを背にユニクロの間の道をひたすら歩きます。
左手の公園を過ぎたら左折、『そら』ののぼりが見えてきます。
住宅街。上の階はマンション。そこにいきなり、たいやき屋。
いかにも吉祥寺らしい景色です。
親子連れで、カップルで、奥様が、小さな子どもを自転車に乗せたパパが。
様々な人がひっきりなしにこの店をめざしてやってきます。
小豆は北海道産無農薬小豆を使用。
小麦粉は岩手県産・栃木県産小麦100%使用。
砂糖はビートグラニュー糖、黒糖を使用。
塩は伊豆大島の海水で作った塩を使用。
たった160円のたいやきに、ここまでのこだわり。
だからこそ、人をここまで人を幸せにする
美味しさなのでしょう。
皮がもちっとして、噛むごとにうまみを実感できます。
特に感動するのは、焼き芋あんのたいやき。
焼き芋あんといっても小倉つぶあんと焼き芋あんのミックスで、
こだわりの皮とやきいもの天然の甘さが身も心も温めてくれる。
痛いのどにも、疲れた胃にも気持ちいいやさしさです。
もったいないので、少し多めに買って、温めなおして食べました。
ラップをしてレンジで10秒温めた後、
トースターで2~3分。カリカリしたたいやきを
口にすると、すっかり元気になっていました。
今度は「たいやきやのかき氷」を食べに行こう!
この夏も、『そら』通いが続きそうです。
※掲載情報は 2018/06/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スピーチライター/コラムニスト
ひきたよしあき
(株)博報堂で、広告クリエーターとして働くかたわらで、「朝日小学生新聞」などにコラムを書いています。出張、撮影、講演で全国を回りながら、おいしいものを送ったり、頂いたり。誰かに何かを送ろうとする時、そこに素敵なエピソードが生まれます。高い安い、有名無名に関わらず、できればその一品にまつわる物語までお伝えしようと思っています。皆さんからの情報もお待ちしています。主な著書「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)