カカオ本来の苦みあるおいしさ!『Minimal』の「カカオニブ」

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カカオニブを初めて手にしたのは、私がパンやお菓子作りに夢中になっていた頃の昔の話。その頃は、製菓食材店でしかみることのなかったカカオニブでしたが、最近ではスーパーフードとして注目されていると聞いてびっくりです。だからでしょうか。カカオニブを目にする機会が増えて、久々に手に取ってみました。

「まるでナッツ!」カカオってこんなにおいしいんだ!

カカオニブとは、チョコレートの原材料であるカカオ豆をローストしたもの。『Minimal』の「カカオニブ」は、カカオそのものの香りが口の中でまるでアロマのように広がります。ビターチョコレートのような苦み、ナッツのような食感と香ばしさがあり、甘みは加えておらず、カカオ本来の味を楽しめます。

カカオ本来の苦みあるおいしさ!『Minimal』の「カカオニブ」

同店は世界中のカカオ農園に直接足を運んで、品質の良いカカオ豆を仕入れ、カカオ豆からチョコレートになるまでの全工程を自社工房で製造しています。 昨今、このようなBean to Barの専門店が続々と登場していることで、私たちは様々な産地の唯一無二ともいえるチョコレートを食べられるんですね。

 

店名の「Minimal」は、「最小限」を意味していて、添加物による足し算の味ではなく、最小限の素材だけでつくる「引き算」の製法を採用。素材の味を最大限に活かしたおいしいチョコレートを追求しているとのことです。

 

カカオニブの食べ方は?

カカオ本来の苦みあるおいしさ!『Minimal』の「カカオニブ」

カカオニブは製菓材料にも使われていることから、パン生地と一緒に練りこんだり、トッピングに使用したりするのもよいですね。パンケーキにピスタチオを散らすように、カカオニブを飾ってみても、食感にメリハリがでるでしょう。

 

また、カカオニブの味わいをいかした料理として、煮込み料理に使ってみてもよさそうです。実は、コーヒー豆を使ったアジアの中華系煮込み料理があるのですが、アレンジ料理としてぴったりだと思いました。この料理は醤油の甘酢をベースにしていて、コクが生まれると思います。

 

もちろん、カカオニブはそのまま食べられます。コーヒーと一緒にいただいても合いますし、深みや酸味も感じますので、スパイス感のある赤ワインなどにも合うのではないでしょうか。

 

『Minimal』は、東京・富ヶ谷に本店があり、都内に全4店舗の展開をしています。オンラインショップもあるので、注目されている「カカオニブ」をぜひ試してみてくださいね。

※掲載情報は 2018/06/15 時点のものとなります。

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キュレーター情報

伊能すみ子

アジアンフードディレクター

伊能すみ子

アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。     
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。

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