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世界の名だたるチョコを蹴散らす「おかめ」「ひょっとこ」の抹茶生ショコラ
世界的な抹茶ブームは止まることを知らず。
世界中のエグゼクティブが、
「脳を活性化させる」「栄養価が高い」と
抹茶を気軽に飲んでいます。
そんな抹茶パワーがチョコレートに世界にも波及。
宇治園の抹茶生ショコラをお土産にもってきてくれた友人は、
「世界中の高級チョコレートを蹴散らし、
圧倒的に私の中では1位に輝いているチョコレート」
と差し出してくれました。
「小佳女(おかめ)」と「火男(ひょっとこ)」を
おしゃれにデザインしたパッケージ。
なんだか日本の底力を感じさせてくれます。
正方形の小さな箱で、開けると金と銀の縁取りがあり、
その中に几帳面に16粒のキューブが並んでいました。
「おかめ」は抹茶、「ひょっとこ」はほうじ茶の味のする
生チョコレート。
お茶を用意しながら食べてみました。
まずは抹茶の「おかめ」から。
指でつまんでいるうちにとろっと溶けだす生感。
新鮮な生クリームを使っている証拠でしょう。
その生クリームの口あたりを損なうことなく、
宇治抹茶(碾茶)の芳醇な香りが口から鼻に広がる。
後味もよく、心地よい苦味だけがスッと残って
きれいに消えました。
ほうじ茶の「ひょっとこ」は、香ばしい。
さっぱりとした味で、上品な香りがします。
濃厚です。大人の生チョコレートです。
『宇治園』は、明治2年に創業、京都府山城街の茶商から始まった
歴史のあるお茶屋さん。
素材へのこだわりと伝統に培われた技術があってこそ
完成できた贅沢な味わいです。
「おかめ」「ひょっとこ」各1296円(税込)。
海外からのお客さまに、喜ばれること、請け合いです。
※掲載情報は 2018/06/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スピーチライター/コラムニスト
ひきたよしあき
(株)博報堂で、広告クリエーターとして働くかたわらで、「朝日小学生新聞」などにコラムを書いています。出張、撮影、講演で全国を回りながら、おいしいものを送ったり、頂いたり。誰かに何かを送ろうとする時、そこに素敵なエピソードが生まれます。高い安い、有名無名に関わらず、できればその一品にまつわる物語までお伝えしようと思っています。皆さんからの情報もお待ちしています。主な著書「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)