入手困難だったポルトガルチーズが日本で販売開始!

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以前、ippinでもポルトガルチーズについてご紹介しました。(記事URL:https://ippin.gnavi.co.jp/article-7345/)。ヨーロッパでチーズといえば、オランダやフランスを連想されるかもしれませんが、ポルトガルチーズの品質もヨーロッパ随一ということはあまり知られていません。ポルトガルのチーズの多くは小さな工房で生産されているため、ほとんどを国内で消費してしまうことが理由です。チーズ通はわざわざチーズを食べるためにポルトガルまでやってくるほどです。しかし、なかなかポルトガルには行けないというチーズ好きの皆さんに朗報です。ポルトガルの伝統的なチーズ「ケイジェイラ」の販売が日本で始まりました。
今回、日本で販売が始まったのが1934年にポルトガルの北にあるフォルノス村で設立された、ポルトガルで最も歴史ある有名なチーズメーカーの一つ『ラクティマフ社』のチーズです。

入手困難だったポルトガルチーズが日本で販売開始!

こちらの看板商品である「ケイジェイラ」は、代々受け継がれた伝統製法で大切に作られています。熟成がすすむとそのままスプーンで掬ってたべられるほどやわらかくなります。ミルクの甘み、優しい風味が口いっぱいに広がるこのチーズは、パンやクラッカーのほか、白ワインやベリー系のフルーツやイチジクともよく合います。ポルトガルでは、親戚の集まりやパーティーなどにテーブルに置き、各自がパンやクラッカーなどにつけて楽しむことが多いです。

 

 

入手困難だったポルトガルチーズが日本で販売開始!

ところでポルトガルではパプリカを使った料理が豊富です。チーズの外皮にパプリカを塗って熟成させたチーズもポルトガル人にはとても親しみがあります。「ケイジェイラ・パプリカ」は、非加熱圧搾で作られるセミハードタイプのチーズです。ポルトガルの権威あるコンクールでも優勝した経験を持つチーズを是非味わってみてください。

 

マルガリダ、アナ、フランシスコの3兄弟が設立した『ラクティマフ社』は、手作りで少量生産のチーズしかなかったポルトガルで、チーズ製造技術を開拓し牽引してきました。その努力が実り、今回日本でもポルトガルチーズを販売することができました。ギフトやホームパーティーにもぴったりの一品。是非、お試しください!

※掲載情報は 2018/05/21 時点のものとなります。

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ポルトガル大使館

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ユーラシア大陸の最西端に位置するポルトガルは、日本が初めて出会った西洋の国です。1543年の種子島到来をきっかけに日本に南蛮文化を伝えたポルトガルは、日本人の日常生活や食文化に深い影響を残しました。皆様も歴史の授業でポルトガル人到来は勉強されたのではないでしょうか。
鉄砲、西洋医学、絵画で使われる西洋技術、西洋音楽・洋楽器、天体観測機、パンや菓子等、この時代にポルトガル人が日本に伝えたものは数多くあります。カステラ、金平糖、ボーロなどは語源もレシピもポルトガルからもたらされました。パン、コップ、ボタン、てんぷら、おんぶ、かっぱ、ばってら、じょうろ、チャルメラ、オルガン、カルタ、シャボン、タバコ、ビロード、ビードロ等、日常語として定着している数多くの言葉がポルト ガル語由来なのです。
歴史的建造物、自然景観、多彩な食文化、温暖な地中海性気候、15箇所の世界遺産と、無形文化遺産に認定された民謡「ファド」などの多様な魅力に魅せられ、ポルトガルを訪れる観光客はリピート率が高いことで有名です。「初めて訪れるのに懐かしい国」と多くの日本の皆様に親しまれるのも、470年以上にわたるおつきあいがあるからかもしれません。

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