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独特の香りとピリッとした刺激が魅力の山椒。今がまさに旬の食材で、「木の芽」や「花山椒」は4月から5月にかけて、「実山椒」は6月頃に旬を迎えます。「木の芽」は焼き物や煮物などに彩りと香りを添え、花をつけた「花山椒」は佃煮や当座煮に、また「粉山椒」は食材のくさみ消しや七味唐辛子の材料として用いられるなど、その用途は実に様々。うなぎのかば焼きに粉山椒をひと振り、なんて想像しただけで、よだれが出そうになるほど絶妙な組み合わせです。食材のうまみを引き立て、アクセントを添える名脇役としても、山椒は欠かせない存在ですよね。
そして、関西出身の私がとりわけ愛してやまないのが、実山椒とちりめんじゃこを炊き合わせた「ちりめん山椒」。炊きたてのご飯にのせれば、何杯でも食べられてしまうほど大好きなご飯のお供です。京都名物として知られる「ちりめん山椒」ですが、現在では、全国各地で生産されています。造り手によって、また地域によって味つけが異なり、食べ比べをするのも楽しいですが、やはり大切な方への手土産には、本物の味を選んでいただきたいもの。今回ご紹介する『すぐり』の「ちりめん山椒」は、京都・下鴨で生まれた本場の味を楽しめる逸品。創業当時から変わらぬ味つけと手作りの手法で仕上げられた名品です。
本格派の味と触感に仕上げた“作り立て”をお客様へ
京都・下鴨にある『すぐり』は、祇園の割烹で30年にわたり料理長を務めた初代 村主完次氏が、京料理の技と心で納得のいく「ちりめん山椒」を作りあげたいという一心で、自宅に調理場を設けたのが始まりの京佃煮の製造販売事業者さんです。落ち着いた佇まいのお宅の前に小さな灯籠看板がさりげなく置かれているだけの外観は、一見して店舗とはわからない。初代の意思を受け継ぎ、デパートやスーパーでの量販は行なわず、飲食店やホテル旅館、ギフト会社、料理専門家など、本物志向で上質へのこだわりを持つお客様への製造卸を中心とした形態での運営を続けていらっしゃいます。
『すぐり』のこだわりは、国産の上質な自然食材を厳選することにはじまり、防腐剤や添加物を使わず、その味と質、鮮度を守るために少量ずつ丁寧に仕立て、作り置きしないという徹底ぶり。本格派の味と触感に仕上げた“作り立て”をお客様へ届けるという初代の信念がしっかりと根づいており、だからこそ“あの味わい”なのだと納得させられます。
山椒を使った「すぐり」3種の美味
まず、私が真っ先にご紹介したい「ちりめん山椒」は、ほどよく柔らかな食感と素材の旨みや風味が絶妙に調和し、あっさりした中にも奥深さのある味わいが特徴です。『すぐり』独自の味や食感は、様々な料理やお酒とよく馴染み、食事のシーンをより華やかに彩ります。食のプロからも「知る人ぞ知る京の逸品」と評される『すぐり』を代表する名品。舌の肥えた方々にもきっと喜んでいただけると思いますので、会食の際のお土産としてもおすすめです。
続いて、「ちりめん佃煮」。『すぐり』の名品は、「ちりめん山椒」だけではありません。濃厚な甘辛さの中にも上品さを感じさせる「ちりめん佃煮」は、濃いめの味がお好みの方におすすめです。浅い味付けの佃煮と異なり、昔ながらの甘辛く濃厚な深みのある美味しさで、一度食べると癖になる京都らしい佃煮。これをアテに日本酒をいただけば、お酒がすすむこと間違いなし! また、無添加にして保存性が高いため、長く安心していただくことができるのも嬉しいポイントです。
そして、最後に「山椒昆布」。柔らかすぎず堅すぎない程よい食感で、昔ながらの塩昆布の濃厚な味わいが楽しめます。飽きない美味しさというのは、まさにこのこと! 甘さ抑えめで、醤油のしっかりきいた味付けのため、温かいご飯のお供やお茶漬けにも美味しい逸品。「ちりめん佃煮」同様、無添加にして保存性が高いので、あるととても重宝するご飯のお供です。
今回ご紹介した3種は、いずれもご飯をはじめ、お豆腐、お酒などとの相性が抜群! いろいろとアレンジを楽しみつつ、ご自身のお気に入りの食べ方を見つけてみてくださいね。
また、ご自宅用としては勿論、ちょっとした手土産には単品袋入り、きちんとしたお席のお土産には進物用の箱入ギフトのご用意もありますので、ぜひ用途にあわせてご利用ください。
単品袋入り
進物用の箱入ギフト
※掲載情報は 2018/05/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コーポレートコミュニケーションズ
依田早苗
社長秘書を経て、2019年より同企業にて広報を担当。約10年に渡る海外生活で養った国際感覚と社交性、持ち前の好奇心とバイタリティーが強みです。
趣味は、ワイン、ゴルフ、アルトサックス、旅行etc.。ホームパーティを開いたり、イベントを企画したり、とにかく楽しいこと、人が大好きです。
プライベートでも幅広い層の方とのお付き合いがあるため、モノを贈ったり贈られたりすることもしばしば。
そんな私の手土産・おもたせ選びのこだわりは、気を遣いすぎず、それでいてキラリとセンスが光るもの。秘書時代と現在では、贈る相手やシチュエーションも異なりますが、いつも贈る相手が笑顔になってくれるようなモノ選びを心掛けています。特に皆んなを笑顔にする魔法を持つ美味しいものには、常にアンテナを張っていたいですね。