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1年に1度、土用の丑の日に上司が差し入れをしてくれるお菓子があります。1年にたった3日しか販売されない『庄之助』の「大島あんころ」。400年の歴史を持ち、現在でもこの日には宮中で食べられているとか。
もともとは、織田信長が天下統一を成し遂げた時代に、土佐の領主であった長曽我部元親が大島黒糖を信長に贈ったのがきっかけでした。信長はその黒糖を時の帝に献上しました。夏の土用の入りで宮中では悪魔祓いの儀式を行うということで、大島黒糖であんころを作り天皇に奉じたそうです。それ以来、庶民もこの厄除けあんころを食べるようになりました。
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「大島あんころ」の見た目は、伊勢の「赤福餅」によく似ています。餡は非常にコクがある上品な甘さで、餅と絡んだ時のバランスが非常にすばらしいです。
現在は、神田須田町店他と神田駅の北口、深川白河店の3店舗があります。1年に3日しか販売されないという特別感もありますが、厄除けということで厄年の人への手土産にしてもとてもありがたがられる一品ではないでしょうか。今年の土用の丑の日には是非召し上がってみてください。
※掲載情報は 2018/07/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
エグゼクティブセクレタリー
風見幸代
日本企業でのOL経験を経て海外に飛び出す。アイルランド、イギリス、オーストラリアでヒルトンホテルのレセプショニスト、総合商社丸紅の現地スタッフとして働きながら語学力を磨き、その地その地での生活文化、食生活を探求する。帰国後は外国生活で現地の人に助けられたご恩返しの意味も込め、外国人をサポートする秘書の職につきました。英検1級、秘書検定1級、国際秘書検定CBS、国際資格であるCAP-OM等の国内外でのアドミスタッフ関連の資格を取得。またイギリス、アイルランド生活で興味をもった英文学の勉強をするため(特にオスカー・ワイルドやバージニア・ウルフ)、青山学院大学大学院で英文学を専攻し博士前期課程を修了。翻訳の資格をとるために、バベル翻訳大学院にて勉強し、翻訳修士学位を取得。
2014年10月には明日香出版社より『「きっちり!」仕事ができる人の47のポリシー』を出版しました!
URL:http://www.asuka-g.co.jp/book/business/006872.html
限られた時間を楽しみながら、いかに無理せずに効率的に使うか、ということを日々の課題として取り組んでいます。