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マイルドな味わいは、白飯にもお酒のおつまみにもピッタリ
北海道の由仁町。この小さな街に『くにを』(会社はマエダ企画)という手作りのキムチ商品を販売するお店があります。同店は札幌から1時間、新千歳空港から40分という決して恵まれた立地ではないにも関わらず、なんとネット販売では“1年待ち”の人気商品を抱えています。その商品とは「鮭キムチ」です。
こちらの商品は昨年4月、テレビ番組「SmaSTATION!!(スマステーション)」(テレビ朝日系列)の特集「1000円でお釣りがくる『全国ご飯の友』」の中で紹介され、ゲストの中居正広さんが絶賛したことから、一気に全国区の人気を獲得して今に至っています。道産子であるわたしも食べてみたいなぁ~と指をくわえていたところ、先日親戚からの手土産で初めてお目にかかることに(ラッキー)。
同商品は150gと250gの2サイズがありますが、わたしがいただいたのは250g。瓶を持つとずっしりと重さを感じます。
鮭のキムチ? ちょっとピンとこない部分もありますが、まずは(基本通り?)白飯を用意して、いざ実食を……。お! そんなに辛くない! マイルドなキムチ味のサーモンが程よい感じでご飯をすすめてくれます。
瓶の中には結構大きめのサーモンがゴロゴロと入っていますね。辛すぎると好みが分かれそうですが、これなら老若男女を問わず喜ばれそうです。ご飯のお供にぴったり……それは同時にお酒のいいおつまみにもなる、はかつてからの持論です。
続いてはビールを準備し、鮭キムチで一献を……。うん、こちらも間違いのない印象です。ご飯・お酒とも相性の良さを確認。しかしよく考えたら「鮭」も「キムチ」も白いご飯に合うことは自明のこと。その2つの足し算ですので、シナジーは生めど、裏切られることはないかと。現在は北海道に行かないとなかなか手に入らない希少価値ある逸品を、手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2018/04/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。