記事詳細
紹介している商品
河口湖のほとりで、手作りのクッキーを作り続ける
日本を代表する観光名所は数多く、自然という括りで見ても様々。でも、日本を代表する山は?といえば、やはり富士山でしょう。標高3776m。その高さもさることながら、ビジュアルというかシルエットの美しさも特筆すべき点。周囲が平野的な平坦地で、そこにあの巨大な富士山がドーンと立っているのは、とても不思議な気分さえしてきます。
そんな富士山のすばらしさを商品にしたグルメは、もちろん数多く存在しますが、僕が今、一押しなのが『FUJIYAMA COOKIE』のクッキーです。本店は富士五湖のひとつである河口湖で有名な山梨県の富士河口湖町に。河口湖のほとりに店舗があり、緑豊かな山々や美しい湖のある、まさに風光明媚というか、リゾート気分ふんだんな地。オープンしたのは2011年ですから、まだそんなに経っていませんが、今や大評判です。
富士山をかたどった色とりどりのクッキーが決め手
看板商品も店名を冠した「FUJIYAMA COOKIE」。第一印象からして、「お!これはスゴイ!」と思いましたね。富士山を模った形状。ちゃんと雪のようにホワイトチョコがかけられている点も見逃せません。表面のゴツゴツとした部分も富士山の実際の表面を表していると聞いて、その真剣さに、さらに美味しさがUPしたような気も。
もちろん味も美味しいです。イギリス伝統菓子ショートブレッドをヒントに考案された黄金色のクッキー生地は分厚いですが、案外とサクっとしています。口の中でほろりと崩れ、そして溶けていく感じ。小麦粉は国産。使用するハチミツやチーズも地元のものを使用するなど、真面目な一品。しかもひとつひとつ手作りなんです。
フレーバーはバニラ、紅茶、ストロベリー、抹茶、ショコラの5種類。全てがひとつになったセットが超おすすめです!
※掲載情報は 2018/03/20 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。