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小規模なブリューワリーから集まった40種類以上のビール
数多くあるブリュッセル市内のビアバーの中でも、小規模な醸造所“マイクロブリューワリー”にこだわったビールを揃えている『ムダー・ランビック』。落着いた雰囲気のバーカウンターには、地下のビールタンクとつながった数多くのビアサーバーがあります。
こちらのお店のこだわりは、ブリュッセル近郊をはじめとする小規模な醸造所が作るクラフトビールを常時40種類ほど揃えているところ。生産効率を重視した大量生産のビールでは味わえない“個性のある”ビールを味わってもらいたいと、繊細なクラフトビールの味を伝えています。
地下にあるビール貯蔵庫はバーカウンターに直接つながっていて、数十種類のタンクが並びます。部屋全体が冷蔵庫になっていて、品質を落とさないよう徹底した温度管理と湿度管理がおこなわれています。
ビールの持つ可能性を知ってもらいたいとテイスティングなどのワークショップも行っています。テイスティング前には、ビールの醸造過程について説明を受けながら学ぶこともできます。
なかなかお目にかかることのない、モルト(麦芽)の特徴が分かるサンプルも。種類の違い、粒の大きさ、焙煎具合など様々なモルトがあることが分かります。
ビールの元となるモルトを軽く炒りお湯で煎じたものを飲んで、麦の香りや甘味、旨味を確かめます。この状態では、ビールの香りというよりは、麦そのものの甘い香りがします。一通りの説明を受けた後に、1種類ずつのテイスティング。ここで自分の好みの味のビールを確かめて、お気に入りを見つけることができます。
香りや味わいは人によって好みが異なりますが、スタンダードな麦とホップのみのシンプルなビール「シックス ウィート」は、飾らない美味しさを感じます。程良く苦味を感じられ、芳醇な香りはとても爽やか。クラシックでトラディショナルな味わいはまさにビールらしいビールです。
ベルギービールならではの自然発酵の酸味が特徴的な“ランビック”やサワーチェリーを使った鮮やかなチェリーレッドの“クリーク”、さらに焙煎した麦を使って作る“黒ビール”など様々な種類のビールを飲み比べ、香りや味わいを楽しむことができます。
じっくりとベルギービールを味わいたい時、グループでわいわいと好みのビールについて語り合いたい時、そんな様々な用途で楽しめる『ムダー・ランビック』は、ベルギービールをもっと知りたいという方におすすめです。ベルギービールが世界で愛される理由が分かるかもしれません。
※掲載情報は 2018/03/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ブリュッセル首都圏政府貿易投資局
ベルギー・ブリュッセルへようこそ!ヨーロッパの首都でありその文化の中心にあるブリュッセルには、甘いもの好きや食通を喜ばせる美味しいものがあふれています。 ノイハウスが考案したプラリネチョコレート、芽キャベツ(英名ブラッセルスプラウト)、そしてブリュッセルの典型的なグーズ・ランビック・ビールなど。しかし、それほど知られておらず、試してみる価値のある特産品が他にもたくさんあります。
サラダや前菜、グラタンとして出されるチコリ、ストゥンプ(野菜入りマッシュポテト)、プラトキーズ(ブリュッセルのチーズ)など、名物を出すレストランも数多くあります。
街歩きをしていると、キオスクやフードトラックから、ワッフル、カラコル(巻貝)、そしてもちろんベルギー発祥の「フリッツ」と呼ばれる、いろいろなソースをつけて食べるフライドポテトのおいしそうなにおいが通りのあちこちから漂ってきます。
私達は地元生産者のプロモーションに誇りを持っており、ブリュッセルに関する魅力あふれる情報を皆様にお届けします。