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ナイルレストラン
パッパル
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ここ数年ほど、インド料理関係者の友人が企画している、インドへ行ってディープな食材を探訪する旅にご一緒させていただいております。
皆様が想像するとおり、インドは熱く、埃っぽく、スパイスの香りに満ちている、日本人にとってはとても刺激的な国です。
そんな旅の中で、唯一ほっとできるのは、道中1、2泊できる高級ホテルでのひと時。
街中ではそう簡単には飲めないビールを、夕暮時ライトアップされるプールサイドバーで、思う存分飲む幸せといったら、日本ではなかなか味わえません。
でもそんなとき「ああ、ここにあれがあればなー」と思うのが、この我らがナイルレストランの「パッパル」です。
別名「パパド」などとも呼ばれるインドのおせんべい、日本一古いインド料理店である銀座のお店ではお酒のおつまみとしていつもいただいておりますが、これがビールにピッタリの塩加減とパリパリの食感なんです。
もちろんカレーにつけて食べるのもおいしいので、ついおかわりを頼んでしまいます。
このパッパル、実はお店でも販売していて、家でつまみたいときや、カレーパーティーの時などに重宝しています。ウーラッドという豆が原料なので、とってもヘルシー。
調理も簡単で、高温の油でさっと揚げるだけ。
いつでも簡単に味わうことができます。
え、何故インドのプールサイドバーでは味わえないかって?それは日本と同様、高級ホテルのバーではあまり醤油煎餅が提供されないのと同じなのです。
※掲載情報は 2015/01/10 時点のものとなります。
料理写真家
今清水隆宏
1965年、東京都生まれ。東京造形大学卒業。1988年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。
以後、国内・海外、料理研究家・シェフを問わず主に雑誌、料理レシピ、レストランなどの料理およびその周辺の撮影、書籍企画等を担当。他、百貨店等各種カルチャースクール、地方自治体等にて「料理写真講座」の講師、講演等でも活動。社団法人日本広告写真家協会会員。