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ごはんが止まらない！滋味深いご飯のお供
今回ご紹介しますのは、「清水湊の名物は、お茶の香りと男伊達～♪」と旅姿三人衆という古い歌謡曲で知られる静岡県静岡市清水区富士見町に本店を構える静岡の老舗料理屋なすび総本店の自慢の逸品、「まぐろの駿河炊（するがだき）」です。
他県から来たお友達やお仕事の関係者に、静岡のおいしいものを食べさせたいと思ったときに、ここなら間違いなく満足してもらえると太鼓判を押せるお店がいくつかあります。
なすびグループさんのお店も、その中のひとつ。今では静岡県中部を中心に15店舗以上の飲食店を営む「なすびグループ」さんですが、そのスタートは1975年、小さな料理屋さんでした。
店名の由来は、初夢にみると縁起がいいとされる「一富士、二鷹、三なすび」から。これは駿河にゆかりの深い徳川家康公が愛でたものと言われています。
「一番目の富士山ではおこがましい、二番目の鷹ではどっちつかず、謙虚に三番目のなすびからスタートし、ゆくゆくは一番を目指そう」と、先代が最初のお店に「なすび」と名づけたそうです。
まぐろの駿河炊を販売している「なすび総本店」は、まぐろの水揚げ日本一として知られる清水港のすぐ近くにあり、お隣の由比漁港では、日本では駿河湾でしか獲れない桜海老が水揚げされています。
お店の名物は新鮮な海の幸、中でもまぐろのお刺身や桜海老のかき揚げが人気です。
お店で召し上がっていただくだけでなく、お土産や贈答品にも使えるような静岡らしい商品を作りたいと開発されたのが、このまぐろの駿河炊です。
吟味された本当においしいまぐろと桜海老を、長年料理店として培ってきた家伝の味で炊き上げている駿河炊きは、その火入れ具合や味つけが実に絶妙です。
まぐろの角煮は、静岡はもちろん全国各地で販売していますが、日持ちをさせるために味つけが濃かったり、火入れ時間が長すぎて身が硬くなったりしていることが多く、なかなか自分で買おうと思うものには出会えていませんでした。
でも、この駿河炊のまぐろは、驚くくらいにふっくらやわらか。出来立ての煮つけを家庭やお店で食べているかのようにお箸でほろっと崩れます。
炊きたてごはんに乗せて食べたら、もう大変！ごはんが止まらなくなります。
桜海老のサクサクした食感や香ばしさもアクセントとなり、ひとかけらでお茶碗1杯食べられそうなほどおいしいので食べすぎ注意です。
決して味が濃いわけではないのですが、じっくり炊くことで芯までしっかり味がしみているので、熱々のおだしやお茶をかけてお茶漬けにしても最高ですよ。
お店でも駿河づくしのコース料理の1品として提供されることもあるそうですが、まぐろと桜海老の風味を活かした上品な味つけは、お年寄りはもちろん、小さなお子さんにも人気だそうです。お食事で食べておいしかったからと、お土産に買い求める方がいらっしゃるのも納得です。
ご家庭用のお取り寄せはもちろん、贈り物にもオススメです。
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まぐろの駿河炊（するがだき）
【価格】2,625円(税込)／2パック入り化粧箱
定休日 年中無休
御注文はFAX（054-352-1558）で。
※掲載情報は 2018/03/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
食のトータルプロデューサー
松本侑己
静岡県出身。
温暖な気候と豊かな自然に囲まれた食の宝庫静岡県。
実家が食品関連会社であり、幼少の頃より食の大切さを学ぶ。
フードコーディネーター、調理師等の資格取得後、フリーのフードプロデューサーとして東京、横浜他各地で活動。
地域貢献のため活動拠点を地元静岡に移し、食を通じて美と健康をプロデュースする「株式会社 アビリティ フィールズ」を設立。
代表取締役を務めながら自身がブランドとなり、飲食店や食品会社のコンサルティング、レシピ開発、テレビ料理番組出演、調理師専門学校ではフードコーディネートの主任教授を務めるなど、食のトータルプロデューサーとして幅広く活躍中。
また、女性起業家としても注目され、新聞、雑誌等に取り上げられ、2015年には静岡銀行主催しずぎん起業家大賞女性起業家賞を受賞している。
自社オリジナルブランドの企画・開発・販売にも注力し、静岡県産の果物を独自の方法で調味・乾燥したサクサクの新食感ドライフルーツ「果実の気持ち(くだもののきもち)」が静岡県新商品セレクション最高金賞、フード・アクション・ニッポンアワード2016「究極の逸品」100選に入賞するなど数々の賞を受賞。
