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鳩サブレーで有名な豊島屋さんの洋菓子は魅力いっぱい
梅の花が咲き始める季節になると、神社めぐりを兼ねて地元の鎌倉を訪れます。鎌倉土産といえば『豊島屋』の「鳩サブレー」。地元でも昔から人気のお菓子です。
3年前、姉妹店として洋菓子店『豊島屋洋菓子舗 置石(おきいし)』をオープンしました。今回は『置石』のかわいい洋菓子たちをご紹介します。
私の一押しはエクレア。見た目が美しく全種類食べたくなります。小ぶりで細いので食べやすく、2個はペロっと食べられます。
2階のイートインスペースのみでいただける限定品のエクレア「置石」は、作り立てなので生地がサクサク! カリカリのクランチアーモンドの食感も楽しく、とろとろカスタードクリームとキャラメルが口の中で融合します。
チョコレートのエクレアは、上の艶やかなチョコレートが美しく、ビターなカカオニブと濃厚なチョコカスタードクリームが絶妙な味わい。どれも上品で、3個は食べられるかもしれません!
1階で販売されている焼き菓子は、鳩と鎌倉をデザインしたオリジナリティ溢れるカラフルなボックスに詰められていて、かわいさ満載! 鎌倉土産に最適です。誰かに渡したくてワクワクしてしまいます。一つひとつかわいくデコレーションされたカップケーキは小ぶりの一口サイズ。4個入りで700円とお手ごろなお値段なのも嬉しい。
1階の店内入口付近で販売されているソフトクリームも見逃せません! 『豊島屋』ならではのオリジナルソフトクリーム置石ミックスは、クラッシュした鳩サブレーが練りこまれていて、さらに上にもパラパラとのっています! 甘さ控えめのソフトクリームと鳩サブレーのサクサク感が絶妙なバランス。そして、コーンの形には優しい心遣いが。クッキーが落ちないように、また溶けても手がべたつかない形になっています。お子様も安心して食べられますね。
「段葛」の左右の町は、古くは「置石(おきいし)」と呼ばれていたのだそうです。そう呼ばれるようになった理由は石を積み重ねた置石道であった「段葛」を差すものであったという説と、かつてこの辺りは踏めば足が潜ってしまう程の湿地帯だったため、大きな石を飛び石のように置いて渡ったからという説があるそうです。そんな鎌倉の先人達の思いを込め、鎌倉を訪れた方々の「置石」になれるようにと名付けた店名 とのこと。
二の鳥居の入り口に構える店舗の目の前の段葛は、春になると鶴岡八幡宮へ向けて左右に桜が楽しめます。これからの季節、お花見を兼ねて訪れてみてはいかがですか?
※掲載情報は 2018/02/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
客室乗務員・天然酵母パン講師
沖朋奈
外資系航空会社のキャビンアテンダントとして世界中を飛び回っています。カナダに16年間在住していたころに出会った天然酵母パンがきっかけでパン作りに目覚め、日本でパン教室に通いながらパンの研究を経て、2006年にはバンクーバーで唯一のホシノ天然酵母を使うパン教室を始めました。2013年に日本に帰国し、家庭用オーブンでも焼ける天然酵母パン作りを研究。フライトで行った外国で、パンの食べ歩きをしながら独自のレシピを開発。米麹の酵母とシンプルな材料を使った風味の良いふっくらもちもちパンは、大切な人や家族に「美味しい!」と喜ばれ、それが嬉しくて、独自で開発したパン作りを人に伝えようと、2016年より都内の自宅にて「気まぐれ天然酵母パン教室」を始めました。月に一回、畑へ通い有機野菜を収穫して、簡単なサラダやスープを作り教室の試食タイムに提供しています。味の濃いお野菜はエネルギーがいっぱいで野菜のパワーを感じます。普段の慌ただしい生活から離れて、楽しく笑っておしゃべりして、体にいいものを食べて、和気あいあいとした雰囲気の空間で、皆さんが癒されて楽しんでくれたら幸せです。